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2026.02.27
初級

知らないと確実に損する、AI時代に得する人・損する人TOP10

あの人と同じAIを使っているはずなのに成果は全然違う…。絶望的なAI格差、もう取り返しがつかないレベルまで来ています。今回は、AI時代に損する人、得する人TOP10を紹介。この動画を見て、AI時代に得する側に来てください。

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マジくん

マスター助けてください!

マジくん

もしかしたらボク、AI時代の負け組かもしれません!

マスター

おや?マジさん、急にどうされたのですか?

マジくん

同僚に比べて仕事が遅いって、上司に詰められてしまったんです。

マジくん

僕だってAI使ってるのに、何が違うのか全然わからなくて...

マスター

なるほど。

マスター

マジさんなりにAIを活用しているのですね。

マジくん

はい、AIに丸投げせずにちゃんと自分で考えて指示も出してます。

マジくん

ボクがやれることはちゃんとやってるんです。

マジくん

なのにどうして...

マスター

マジさん、厳しいことをいいます。

マスター

今のままだとマジさんは、AI時代に損をし続けます。

マジくん

えっ!?僕が損し続ける?

マジくん

どうしてですか!AIだってちゃんと使ってるじゃないですか!

マスター

AI時代、これまでの常識は大きく変わり始めています。

マスター

いち早くAI時代の当たり前をインストールしなければ、差はどんどん開いていく一方。

マジくん

差が開く...それはマズイですよ...

マジくん

一体何をしたらいいか早く教えてください!

マスター

もちろんです。

マスター

今回は「AI時代に損する人の特徴TOP10」を、得する人になるためのAI活用法とともにお伝えします。

マスター

どれも知った瞬間からすぐにできることばかり。

マスター

明日からAIで得する人になってください。

第10位 自分で考える人

マスター

AI時代に損する人、第10位は「自分で考える人」です

マジくん

え、自分で考えることの何がダメなんですか?

マジくん

ボク「自分の頭で考えろ」って言われて育ったんですけど!

マスター

自分で考えること自体は大事です。

マスター

ですが、自分の考えがAIの実力を制限してしまっていることに、多くの人は気づいていません。

マジくん

気づかぬうちにAIの邪魔をしてる?ってことですか?

マスター

ええ、どういうことなのか実際に体験していただくのが早いでしょう。

マスター

大事な取引先からこんなメールが届いたとします。

マスター

マジさんならどうしますか?

マジくん

なになに?「納品した商品の不具合で10個中3個に傷」...?

マジくん

しかも「至急ご対応いただけますか」って...これは胃が痛くなる状況ですね...

マジくん

でも返信文の作成はAIで一瞬ですよ?

マジくん

ChatGPTに作ってもらいます。

マジくん

えっと...「取引先からクレームのメールが来ました。取り急ぎ返信しないといけないので、丁寧な返信メールを書いてください」っと。

マジくん

メールも貼り付けて送信。

マジくん

おお、返信文ができましたね。

マジくん

謝罪の言葉があって、対応は追って連絡することも書いてある。

マジくん

言葉遣いも丁寧ですし、普通にこれを送ったら良さそうです!

マスター

確かに返信メールとしては問題ないでしょう。

マスター

ですが、本当にこれで十分でしょうか?

マスター

次はやり方を変えてみます。

マスター

メールを作成して、と指示せず、AIに「どう動くべきか」を考えさせるのです。

マジくん

えっと、この指示を送るのと何が違うのかイマイチわからないです。

マスター

では、実際にやってみて違いをお見せしましょう。

マスター

やり方は簡単。

マスター

2つのフレーズを使います。

マスター

1つ目が「最善の案を3つ、おすすめ順に理由付きで提案して」。

マスター

これを使ってAIに「どう動くべきか」の案を出してもらいます。

マスター

2つ目が「良いアウトプットを出すために、私に聞きたいことを3つに絞って質問してください。質問は1つずつ行って進めてください」。

マスター

こちらを使うとAIの方から質問してくれます。

マジくん

へえ、提案させるだけじゃなくてAIに質問もさせるんですね。

マスター

その方がよりよい提案をしてくれます。

マスター

では、クライアントからのメール文と、このように「何の最善案を提案して欲しいのか」を伝えた上で、この2つのフレーズを添えて送信します。

マスター

すると、まずはこのように質問を返してきます。

マジくん

「現在の在庫状況と代替品の即時手配可否」か...なるほど、まず在庫の状況を聞いてくるんですね。

マジくん

じゃあ「即時手配は可能です」と答えてみます。

マスター

良いですね。

マスター

このように、AIが「この状況でどう動くべきか」の判断に必要な情報を順番に質問してくれます。

マスター

もう一つ重要な質問を見てみましょう。

マジくん

えっと、取引先との関係性ですか?

マジくん

「長期の重要顧客です」と。

マジくん

あ、さっきボクは取引先とだけAIに伝えましたが、たしかにお客さんとの関係性によっても今後の対応は変わりますよね。

マスター

良い気づきです。

マスター

AIに質問させることで、重要な情報をAIに伝え漏れずに済みます。

マスター

では次の質問。

マスター

全ての質問に答えたあとに出てくるAIの提案を見てみましょう。

マジくん

え、メールと電話で即時謝罪?

マジくん

確かに言われてみれば、重要顧客にメールだけっていうのは軽い対応に見えますよね...

マジくん

しかも予備も送るって伝えたら、より信頼を得られそうです!

マスター

ええ。

マスター

もちろん電話や予備の送付は上長への確認が必要だと思いますが、こうした案がまず出てくることが重要です。

マスター

マジさんが「メールを返そう」と決めた瞬間、先方にすぐ電話をかけるという選択肢は消えてしまった

マスター

一方、AIにまず提案させたことで、自分一人では出てこなかった案が次々と出てきた

マスター

これが「自分で考える人」が損をする理由です。

マジくん

確かに...メール以外の可能性を全部見落としてました...

マスター

顧客対応に限らず、色々な選択肢を検討した上で判断することは仕事において重要なこと。

マスター

ただ焦っているときや忙しいとき、自分の頭だけで考えるのは難しいです。

マスター

その点、AIに提案してもらえば、一瞬で選択肢を提案してくれます。

マジくん

自分一人じゃ大変過ぎますもんね...AIがあって良かった。

マスター

そうですね。

マスター

他にも社内イベントの運営を任されたとき、自分で段取りを考える前に、まず仕事の進め方からAIに提案させれば、自分では思いつかなかった進め方が出てくることもあるでしょう。

マスター

AIはすでに私たちより賢い

マスター

自分の考えでAIに作業させていては、AIの賢さを活かしきれません。

マジくん

うーん、AIに頼むのは自分で考えてからだと思ってました...

マスター

これからは順番を変えてください。

マスター

まずAIに案を出させて、その中から自分が判断する

マスター

それだけで、AIの実力は段違いに引き出せます

マスター

ぜひ先ほど実演で使った2つのフレーズを辞書登録してください。

マスター

最善の案を3つ、おすすめ順に理由付きで提案して」は「ていあん」で。

マスター

良いアウトプットを出すために、私に聞きたいことを3つに絞って質問してください。質問は1つずつ行って進めてください」は「しつもん」で登録しています。

マスター

別々で辞書登録をしておくと、普段は「ていあん」だけ、慎重に進めたい大事な場面では両方と、状況に応じて使い分けできます。

マジくん

なるほど!ここぞというときに両方使うんですね!

マスター

ええ。

マスター

明日からこの2つのフレーズで、AIの実力を最大まで引き出してください。

第9位 転職したことがない人

マスター

AI時代に損する人、第9位は「転職したことがない人」です

マスター

転職したことがない人は、AI時代に取り残されます。

マジくん

えー!ボク、転職したことないですよ!

マジくん

転職してないだけで取り残されるなんて、言い過ぎじゃないですか!

マスター

いえ。

マスター

転職をすると多くの場合、社内で使うツールも、報告の仕方も、評価の基準も一気に変わります。

マスター

一方、何年も同じやり方で仕事をしていると、多かれ少なかれ仕事の変化に対する抵抗感が生まれます。

マジくん

まあ、ボクは新卒からずっと同じ会社、同じ部署ですし、仕事のやり方なんて変える必要もなかったですからね...

マジくん

でも、それの何が問題なんですか?

マスター

大きな問題です。

マスター

AI時代、仕事のやり方が激変することは目に見えています。

マスター

実際、各国の首脳や企業トップが政治・経済について議論する国際機関、世界経済フォーラムの調査では、4年後の2030年までに仕事で求められる主要スキルの39%が変わると報告されています。

マスター

仕事の変化に慣れている人とそうでない人で、適応スピードに大きな差が出るでしょう。

マジくん

え、39%って半分近いじゃないですか...!

マジくん

仕事のやり方を変えるって言っても、何から始めればいいかさっぱりなんですけど...

マスター

安心してください。

マスター

まずは今の仕事の中で、1つだけやり方を変えてみることから始めるのです。

マスター

例えば、今まで自分1人で仕上げて提出していた成果物を、提出する前にAIにレビューさせてみる

マスター

この一手間を加えるだけでも、AIによって仕事の一部に変化が生まれます。

マスター

実際にやってみましょう。

マジくん

あ、それなら上司に出そうと思っている業務報告書があります。

マジくん

ちょうど今月分を提出しなきゃいけなくて。

マスター

良いですね。

マスター

では、その業務報告書をそのまま上司に提出するのではなく、一度AIに上司目線でレビューしてもらいましょう。

マスター

AIに自分の成果物をレビューさせるときには、ぜひこの「もっとよくできるところTOP3を改善案とともに提案して」というプロンプトを使ってください。

マジくん

TOP3を出してって言うだけでいいんですか?たった一文つけるだけなら使わない手はないですね!

マスター

ええ。

マスター

では実際に入力してみましょう。

マジくん

上司目線で以下の業務報告書のもっとよくできるところTOP3を、改善案とともに提案して」と伝え、業務報告書の文章も貼り付けて送信します。

マジくん

回答が出てきましたね。

マジくん

どれどれ...「数値・客観データが不足している」「課題に対する具体的な打ち手が書かれていない」「自分の付加価値・貢献インパクトが見えにくい」...

マジくん

うっ、確かに...3つとも図星で何も言い返せません...

マスター

もしこのままAIのレビューを挟まずに上司に提出をしていたら、同じ指摘を受けて書き直しになっていたかもしれません。

マジくん

うわ...そういえばこの前も上司に「定量的な根拠がない」って言われて、やり直しになったことを思い出しました...

マスター

今まで自分の目だけでチェックしていた作業をAIに置き換えた。

マスター

たったこれだけのことですが、書き直しの往復がなくなり、仕事のやり方が1つ変わっているのです。

マジくん

確かに...!それに、事前に修正してから上司に出せるから、ボクに対する上司からの評価も上がりそうです!

マスター

そして、今お見せしたレビューは仕事のやり方をAIで変えるほんの一例に過ぎません。

マスター

企画が行き詰まったときにAIと壁打ちをする。

マスター

プレゼン前にAIにツッコミどころを洗い出してもらうなど、AIで仕事のやり方を変えられる場面はいくらでもあります。

マジくん

うっ、確かに今やってないだけで、できることは色々ありそうですね...

マスター

ただ、こうした変化に慣れるには時間がかかります。

マスター

1つ小さく変えた経験が、次に変えることへのハードルを下げてくれる。

マスター

その積み重ねで、変化への耐性が少しずつつついていきます。

マスター

だからこそ、早く始めた人ほど有利です。

マジくん

なるほど...今の仕事のやり方でのんびりしてる場合じゃないと...

マスター

ええ、そしてもう1つ。

マスター

もし今の職場でAIを使える環境がない、周りも全くAIを使っていないという方は、転職も選択肢に入れてみてください。

マジくん

え、やっぱり転職しないとダメですか...?さすがにハードルが高いです!

マスター

もちろん、誰もが取れる選択肢ではないことは承知しています。

マスター

ただ、仕事のやり方を変える経験を積たくても、会社がAIに触れる機会を与えてくれなければ、いくら個人で頑張っても限界はあります。

マジくん

確かに...会社がAI禁止みたいな環境だと難しいですよね。

マジくん

自分で課金しようにもAIって何かとお金がかかりますし...

マスター

ええ。

マスター

ですから、今いる環境そのものに限界を感じる場合、転職して一歩踏み出すことも考えてみてほしいのです。

マスター

環境を変えること自体が、AI時代の仕事の変化を乗り越える最大の経験になります。

マスター

まず初めは今の環境でできる範囲の、小さな変化から始めてみてください。

マジくん

わかりました。

マジくん

明日から上司に出すものは、AIにレビューしてもらいますよ!

第8位 完璧主義な人

マスター

AI時代に損する人、第8位は「完璧主義な人」です

マジくん

え、完璧を目指してはいけないんですか?むしろ仕事は完璧にやってこそでしょ!

マスター

完璧を目指す姿勢自体は素晴らしいですが、AI時代、完璧主義の罠にはまった人は、以前とは比べ物にならないほど上司から「仕事ができない人」認定を受けることになります。

マジくん

仕事ができない人認定!?どういうことですか?

マスター

完璧主義な人ほど、何かを任されたとき「あれも調べないと」「これも確認しないと」と、やるべきことを頭の中で積み上げてしまう。

マスター

結局手をつられないまま時間だけが過ぎていきます。

マスター

マジさんも心当たりはありませんか?

マジくん

ギクッ...まさに今その状態です...。

マジくん

上司から社内のAI活用推進の企画書作成を雑振りされたんですけど、考えることの多さに圧倒されてます...。

マジくん

1週間経ったのに、まだ1文字も書けてません...。

マスター

それは困りましたね。

マスター

ただマジさん、AIを使いこなしている人なら、マジさんが悩んでいる間に、たった数分で及第点を超える80点の企画書を作ってしまいます。

マジくん

数分で80点...!?いやいや、それはさすがに盛りすぎでしょう。

マスター

いいえ、紛れもない事実です。

マスター

実際にできることをお見せしましょう。

マスター

マジさん、今わかっている情報だけで構いません。

マスター

AIにその企画書の叩き台を作らせてみてください。

マジくん

今わかっていることだけで?全然情報が足りなくて、まともなものができませんよ...!

マスター

最初からまともなものを出す必要はありません。

マスター

まずは不完全でもいいので、AIを使って叩き台を作るのです。

マスター

騙されたと思って一度やってみてください。

マジくん

わかりました。

マジくん

ChatGPTを開いて...えーっと...

マジくん

「上司から社内でのAI活用を推進する企画書を作るように言われました。まずは1ヶ月間、5人の営業チームでテスト導入する想定です。企画書を作ってください」送信っと。

マスター

回答が出力されました。

マスター

マジさん、いかがですか?

マジくん

あれ、パッと見結構それっぽいですね。

マジくん

簡単な指示を送っただけなのに、背景とかスケジュールとか一通り入ってます。

マスター

ええ、AIは優秀ですから、雑な指示でもこのように考えの土台になる叩き台を作ってくれます。

マスター

そして大事なのは、この叩き台を見て何に気づくかです。

マスター

マジさん、内容で気になるところはありませんか?

マジくん

えっと...活用シーンが4つもあるのは多すぎて全部は大変そうだから、報告書と議事録の2つで試すことにしたいです。

マジくん

あと、ボクの上司セキュリティ面にうるさいから、もっとしっかり書いた方が良い気がします。

マジくん

それから、導入するAIツールはChatGPTにしちゃって良さそうです!

マスター

いい着眼点ですね。

マスター

それに見たところ、情報が詰め込まれすぎです。

マスター

AI活用テストの効果測定方法が詳細に書いてありますが、テストの内容も決まっていない段階では不要でしょう。

マジくん

確かに...企画書の叩き台を見たら、色々改善点が浮かんできますね。

マスター

それこそが叩き台を作る最大の価値です。

マスター

頭の中だけで考えていても、仕事は前に進みません。

マスター

叩き台を作ることで「リサーチが足りない」「情報が多すぎる」など具体的な改善点が見え、仕事が前に進みはじめます。

マスター

では、今の気づきをそのままAIに伝えて修正させてみてください。

マジくん

「活用シーンは報告書と議事録の2つだけに絞って。他にもセキュリティは独立した見出しにして。不要箇所は削るようにお願いしました!」よし、これで送信!

マジくん

お、回答が出てきました。

マジくん

活用シーンが報告書と議事録に絞られてるし、セキュリティもちゃんと独立した見出しになってる。

マジくん

余計なセクションも削れて、コンパクトになりました!

マスター

そうですね。

マスター

今やったようにAIを使えば、たった数分で企画書が形になる。

マスター

このスピード感が当たり前になる時代に、企画書を頼んでから1週間何も出てこなかったら、上司はどう思いますか?

マジくん

うっ...確実にこいつポンコツなのか?って思われますよね...。

マジくん

さっきマスターが言ってた「仕事ができない人」認定を受けるって、こういうことだったのか...。

マスター

その通り。

マスター

AIにまず叩き台を作らせる人は、完璧主義の人が動けずにいる間に改善を重ねて、あっという間に80点レベルの品質にたどり着きます。

マジくん

ボクが頭を悩ませている間に差が開いちゃう...。

マジくん

企画書を作るのがこんなに簡単だなんて知らなかったです。

マジくん

とにかく明日この企画書を上司に提案してみます!

マスター

お待ちください、マジさん。

マスター

すぐに動こうとする姿勢は素晴らしいです。

マスター

ただし、その企画書を「完成品」として上司に提出するのはおすすめしません。

第7位 完璧主義じゃない人

マジくん

え、どういうことですか?さっき作った企画書、ダメってことですか?

マスター

ええ、完成品として出すには不十分。

マスター

ここでAI時代に損する人、第7位をご紹介しましょう。

マスター

第7位は「完璧主義じゃない人」です

マジくん

え、ちょっと待ってください!さっき完璧主義な人が損するって言ったばかりじゃないですか!

マジくん

完璧主義でも損、完璧主義じゃなくても損って...一体どうしろって言うんですか!?

マスター

落ち着いてください。

マスター

先ほどは、始める前から完璧を求めて動けない人は損するとお伝えしました。

マスター

しかし今回は、AIで80点レベルの成果物を作ったあと、それ以上詰め切れない人が損をするという話です。

マジくん

最後は完璧主義でいる方がいいと?

マスター

ええ。

マスター

ではなぜ80点以上を詰められない人がAI時代に損するのか。

マスター

実際に先ほどマジさんが作った企画書を、100点に近づけながらご説明しましょう。

マジくん

うーん...この企画書、改めて見ても十分な内容に感じるんですが...。

マスター

では、この企画書をAIにレビューさせてみましょう。

マスター

先ほどもご紹介した「もっとよくできるところTOP3を改善案とともに提案して」という指示文を使います。

マスター

この指示文を入力して、最後に企画書の内容を貼り付けて送信します。

マジくん

お、回答が出てきました。

マジくん

えっと...期待できる効果が定性的で判断できない。

マジくん

結論が最初にある方が良い。

マジくん

全社への長期的な指標を入れるか...

マジくん

確かにそうですね!改善案を反映してもらいます!

マスター

マジさん、少しお待ちください。

マスター

ここで大事なのは、AIの提案を鵜呑みにしないことです。

マスター

例えば3番。

マスター

AIは1年後、3年後の全社展開のインパクトを書けと言っていますが、マジさんが任されたのは、おそらく営業チームでの導入の企画書ですよね。

マスター

全社展開の話は、今回は不要ではないですか?

マジくん

確かにそうですね...。

マジくん

じゃあ3番は外して、1番のテスト導入で期待できる効果が具体的でないことと、2番の提案の結論が最初に来ていないこと、この2つを反映します!

マスター

良い判断だと思います。

マスター

3番を却下した理由も、一緒にAIに伝えてあげてください。

マジくん

わかりました。

マジくん

えーっと...

マジくん

「今は営業チームでの導入を想定しているので、3番は外して1番と2番の改善案を反映して」送信っと。

マスター

早速、修正された企画書が出てきましたね。

マジくん

お、結論が最初に来ていますね!AIの導入で期待できる効果もちゃんと数字で書かれてる...!

マジくん

さっきよりかなり良くなってますね!

マスター

ええ。

マスター

このように自分ではいいと思っていた内容でも、AIにレビューさせることで粗い部分が見つかります。

マスター

では、AIレビューをもう何回か繰り返して、企画書のクオリティを100点に近づけていきましょう!

マジくん

わかりました!さっきのチャットに続けて「他にもっとよくできるところTOP3を改善案とともに提案して」。

マジくん

お、まだ改善点はあるんだ。

マジくん

あー、実績のデータは確かにあった方がいいかあ...。

マジくん

実際にボクがAI活用して報告書を作ってみて、どれくらい工数が変わるかやってみます。

マスター

良い案ですね。

マスター

他に気になる改善案はありましたか?

マジくん

え、なになに...「ChatGPT Businessプランの利用を検討するのもいい?」何だろそれ調べてみます...。

マジくん

へえ、Businessプランは料金は少し上がるけど、AIへの入力情報が学習に使われないように管理者が設定できるんだ。

マジくん

なるほど、それならセキュリティも安心ですね!こっちに変えておこう。

マジくん

うんうん、かなり良くなりました!

マジくん

マスター、これ100点では?さすがにこれ以上は面倒にも感じてきました。

マスター

その気持ちはよくわかります。

マスター

ですが、ここで最後にもう一度だけAIに改善点を提案させてみてください。

マジくん

えー、わかりましたよ。

マジくん

マスターが言うなら...送信っと。

マジくん

今回のレビュー結果は...あー、テスト運用の成功基準が書いてないのか...。

マジくん

確かに1ヶ月テストした後に、上司から「で、これ成功だったの?失敗だったの?」って聞かれたら答えられないです...。

マジくん

これは入れておかないと...!

マスター

そうですね。

マスター

ここまでマジさんがやったように、面倒だと感じても最後まで詰め切ることが大事です。

マジくん

言いたいことはわかりますけど、できるなら面倒なことはやりたくないですよ...。

マスター

マジさんの気持ちはわかります。

マスター

ただ、先ほどもお見せしたように、80点の企画書はAIを使えば簡単に作れます。

マスター

80点の企画書を出しても、上司は「自分でAIで作った方がはやい。わざわざマジさんに頼む必要がなかった」と思うでしょう。

マジくん

「頼む必要がなかった」...うぅ...そう思われるのはしんどいですね...。

マスター

ええ、だからこそマジさんがここまで詰め切ったことには、大きな意味があるのです。

マスター

ここで最初の80点の企画書と、今磨き上げた企画書を比べてみましょう。

マスター

修正前は、AI導入で期待できる効果が「文章作成時間の短縮」で、とても抽象的でした。

マスター

一方で修正後は、実際にAI活用を試した結果として、報告書作成時間が40分から10分に短縮と、簡易な検証による裏付けまで入っています。

マスター

企画書を読んだ上司は「お、自分で試して数字まで出してくれたのか。任せてよかった」と思うでしょう。

マジくん

確かに、ここまでやれば評価される人材になれそう!

マスター

はい。

マスター

AIで簡単に80点レベルのものを作れるなか、面倒な手間をかけて80点以上を詰め切れる人が重宝されます

マスター

もちろん全ての仕事で100点を目指すことは現実的ではありません。

マスター

ただし、上司への提案や重要な取引先に送る資料など、質が結果に直結する仕事では、面倒な手間を惜しまないでください

第6位 合理的な人

マスター

AI時代に損する人、第6位は「合理的な人」です

マジくん

え、合理的な人がダメ?僕ハまさに合理的な人間ですよ。

マジくん

感情に流されず論理で判断する、ビジネスマンとして当然のことじゃないですか?

マスター

では、マジさんの合理性を拝見するために、こちらのニュース記事を読んでみてもらえますか?

マジくん

え、い、いいですよ。

マジくん

もちろん。

マジくん

どれどれ...大手企業でAIの導入が進んでるんですね。

マジくん

87%が業績アップってことはAIを導入した方がいいってことですよね?

マジくん

何が問題なんですか?

マスター

一見わかりやすいニュース記事に見えますが、この記事には実は論理的な問題があります。

マスター

AIに聞いてみましょう。

マスター

「この記事の論理的な問題点を指摘して」と聞いてみます。

マスター

数秒で回答が返ってきました。

マスター

マジさん、どうでしょうか?

マジくん

「因果関係と相関関係の区別が曖昧」「成功事例ばかりで失敗例、リスクが完全に無視されている」「客観的なデータ、数値が不足している」

マジくん

87.6%って根拠が十分じゃなかったのか!ボク完全に騙されてました...。

マスター

マジさんに限らず、多くの人が論理的に違和感のある文章でもそのまま信じてしまいます。

マスター

しかしAIは数秒で論理の穴を見つけました。

マスター

このニュースも論理の矛盾をAIでチェックしていれば、もっと説得力のある記事になっていたはずです。

マジくん

確かに...AIの論理力、人間超えちゃってますね...。

マスター

ええ。

マスター

論理的に正しい答えを導く力。

マスター

つまり合理性においては、もう人間はAIに勝てません

マスター

合理性だけで勝負しようとする人は、AIに代替されていきます。

マジくん

じゃあ人間はもうお手上げってことですか?合理的なボクはどうすれば...?

マスター

いいえ、人間にはAIにない武器があります。

マスター

それは「偏り」です。

マジくん

偏り?それって短所では?偏見とかみたいな...。

マスター

いいえ、ここで言う偏りとは、他の人にはすぐに理解できない、その人だけが持つ独自の見方や判断基準のことです。

マスター

例えばスティーブ・ジョブズ。

マスター

彼はコンピュータのフォントの美しさに異常なまでにこだわった人物です。

マジくん

あ、それボクも知ってますよ!

マスター

ただ当時は「フォントなんかにこだわって何の意味があるんだ?」と、ほとんどの人に理解されませんでした。

マスター

しかし、彼は結果として世界中の人に愛されるApple製品を生み出した。

マスター

この偏りこそAIには生み出せない、人間の強みです。

マジくん

なるほど...でもそれってジョブズだからできた話じゃないですか?

マジくん

ボクにはさすがにジョブズレベルの偏りはまだありませんよ。

マスター

偏りは誰でも育てられます。

マスター

最も効果的な方法は「好きなことにのめり込む」ことです。

マジくん

好きなことにのめり込む...うーん、ボクだったらApple製品ですかね。

マジくん

新しいiPhoneやMacが発表されるたびに、ガジェット系YouTuberのレビューを片っ端から見ちゃいますもん。

マスター

それこそがマジさんの偏りを生み出す種です。

マスター

ただレビューを見ているだけだと、消費者として詳しい人止まりです。

マスター

そこからもう一歩深く、Appleのデザイン哲学を研究したり、他社と設計思想を比較したりしてみる。

マスター

人がやらない深さまで踏み込んだとき、マジさんだけのものの見方が生まれます

マスター

それが偏りです。

マジくん

へえ、レビューを見るだけじゃなくて、もっと深く入っていってオタクになるってことか。

マジくん

確かにそこまでやってる人はあんまりいないですもんね。

マスター

ええ。

マスター

マジさんのようにすでに好きなものがある方は、その好きをもっと深掘りしてみてください。

マスター

一方で、自分が何を好きなのかわからないという方もいるでしょう。

マジくん

正直Apple以外だと何が好きかよくわかんない...。

マスター

そういう方はまず本屋に行って、気になる本を1冊買ってみてください。

マスター

本屋の棚を巡っていると、昔好きだった分野の本がふと目に入ったり、気になっていたジャンルを思い出したりします。

マスター

本屋は自分の好きに気づける場所なのです。

マジくん

本屋か...最近行ってなかったけど行ってみようかな。

マジくん

でもマスター、のめり込むって言っても忙しい中でそんな時間作れますかね...?

マスター

その不安はもっともです。

マスター

ただ、誰もがAIを使って同じようなアウトプットを出せる時代、偏りこそあなたが求められる理由になるのです。

マジくん

はやくボクだけの偏りを身につけないと...!

マスター

ええ。

マスター

しかし偏りは一朝一夕では身につきません。

マスター

だからこそ多くの人が後回しにしてしまう。

マスター

おすすめは先にカレンダーに予定を入れてしまうこと。

マスター

月末の日曜日は「好きなことにのめり込む日」と決めてしまう。

マスター

月に1日でも構いません。

マジくん

なるほど、月に1日ならボクでもできそう。

マジくん

早速カレンダーに入れます!

マスター

良いですね。

マスター

ちなみに、好きなことにのめり込む以外にも、偏りを育てる方法があります。

マスター

多くの人が嫌がることをあえてやってみることです。

マジくん

え?嫌がること?例えばどんなことですか?

マスター

バンジージャンプでも、朝5時に冷水シャワーを浴びるでも、ずっと避けていた苦手な人とのランチでも、多くの人がやらないことをやれば、それだけで他の人にはない経験と視点が手に入ります。

マスター

何をやるか迷ったら、ChatGPTに「多くの人が嫌がるけど、やってみると面白いことを教えて」と聞いてみると良いでしょう。

マジくん

確かに、自分がやったことないことをたくさんやってる人の話って、聞いてみたくなりますもんね!

マスター

ええ。

マスター

多くの人がやらないことをあえてやる。

マスター

それだけでAIにはない偏りの種になります。

マスター

合理的な考えはAIに任せて、マジさんはマジさんにしかない偏りを育ててください。

第5位 文句を言わない人

マスター

AI時代に損する人、第5位は「文句を言わない人」です

マジくん

え、文句を言わないと損する?文句を飲み込むのが大人ってものですよ!

マジくん

ボクだって文句を言いたい気持ちをグッと堪えて...まあ、Xにちょっとつぶやくくらいはしますけど...。

マスター

マジさん、これから文句はSNSではなく、AIに言ってください。

マスター

AI時代、日々の文句や不満は仕事の成果を生む最高の材料

マスター

それらを自ら捨てるのはあまりにもったいないです。

マジくん

え?文句が成果を生む材料...?どういうことですか?

マスター

実際に見ていただいた方が早いでしょう。

マスター

文句が仕事の成果につながるところをお見せします。

マスター

やることはシンプルです。

マスター

最近感じた文句や不満をAIに話すだけ。

マスター

今回はChatGPTの音声モードを使ってみましょう。

マスター

これは電話のようにAIと会話できる機能です。

マジくん

音声でChatGPTと対話するやつですね!

マジくん

でもボク、うまく話せるか不安なんですけど...。

マスター

心配いりません。

マスター

私が用意したこの「文句ヒアリングプロンプト」を使えば、AIが次々と質問を投げかけてくれます。

マスター

マジさんはその質問に答えるだけで大丈夫です。

マジくん

わかりました!とりあえずAIに文句を吐き出せばいいんですね!

マスター

こちらの文句ヒアリングプロンプトはこちらですぐ使える形でお渡ししますね。

文句ヒアリングプロンプト

日々の文句や不満をAIに話し、根本的な問題を見つけ出して解決策を導くためのプロンプトです。ChatGPTの音声モードで使用してください。

マスター

そして、始める前に1つコツをお伝えしておきます。

マスター

対話中、話すことがまとまっていないときは、こちらのミュートボタンを押すのがおすすめです。

マスター

焦らず自分のペースで話すことができます。

マジくん

なるほど、それはありがたいです。

マジくん

じゃあ実際にやってみます!

マジくん

えっと、音声モードを立ち上げてプロンプトを送信っと。

マジくん

ええっと...そうそう!昨日、会議で上司からみんなの前で怒鳴られたんだけど、そもそもあれはボクのミスじゃなくて!

マジくん

前の担当者の引き継ぎがテキトーだったせいで、顧客データが古いまま放置されてたんです!

マジくん

それで問題が起きただけなのに、上司に説明しても全く聞く耳を持ってくれなかったんですよ。

マジくん

前任者が辞めるって聞いたのはつい1週間前くらいのことて、その後ササっと辞めちゃったんです。

マジくん

さすがに理不尽すぎません!?

マジくん

抜け落ちてるも何も、何の引き継ぎもしてくれなかったんです!

マジくん

簡単なメモと共に口頭で「あとはよろしく」って言われただけ...。

マジくん

あれ、なんだか話してたら気持ちがスッキリしてきました。

マジくん

AIって人には言いにくい不満も気軽に話せていいですね。

マスター

ええ、それが音声モードの良いところです。

マスター

一通り不満を伝えられたら、ここからが本番。

マスター

AIに「このようなことが二度と起きないために、自分にできることは何ですか?」と聞いてみてください。

マジくん

わかりました。

マジくん

やってみます!

マジくん

こういうことが二度と起きないために、ボクにできることって何ですかね...?

マジくん

うわ、確かに...!

マジくん

ボクはずっと自分が怒られたことにばかり腹を立ててたけど、そもそも「あとはよろしく」って簡単に引き継ぎが済まされるのが問題だったのか...。

マスター

そうですね、引き継ぎの仕組みがないこと

マスター

それが根本的な問題と言えそうです。

マスター

では、この問題への解決策として、ChatGPTが提案してくれた引き継ぎの際に確認すべきチェックリストの作成もお願いしてみましょう。

マスター

今度はテキストのチャットに切り替えます。

マジくん

え?音声モードのままじゃダメなんですか?

マスター

ええ、音声で伝えるとこのように「時間がかかりますからね」

マスター

音声対話の内容はそのままチャットに引き継がれるので、改めて状況を説明し直す必要はありません。

マジくん

わかりました!じゃあ、音声モードを終了して...。

マスター

チャットではこう伝えてみましょう。

マスター

「上司に提案できる引き継ぎチェックリストを作ってください。チェックリストの項目は一緒に考えてください」と伝えることで、提案に必要な質問をしてくれるようになります。

マジくん

なるほど、AIと一緒に考えるんですね。

マジくん

それじゃあ、送信っと!

マジくん

おお、思ってたより簡単に引き継ぎチェックリストができちゃいました!

マジくん

これなら明日上司に提案できそう!

マスター

ぜひ提案してみてください。

マスター

もしこのチェックリストが採用されて部署全体の引き継ぎミスがなくなったら、マジさんは非常に高い評価を得られるでしょう。

マジくん

えっ...確かに!めちゃくちゃ評価されますよね!

マジくん

怒られてた側から、一気に英雄ですよ!

マスター

ええ。

マスター

では今やったことを少し振り返ってみましょう。

マスター

マジさんが最初にやったことは何でしたか?

マジくん

えっっと...ただ上司に怒られた不満をAIに話しただけですね。

マスター

そうですよね。

マスター

怒られたという不満をAIに話しただけ。

マスター

そして、AIがその状況を深掘りし「引き継ぎの仕組みがない」という根本の問題を見つけ、解決策のチェックリストまで作ることができた。

マスター

このように文句や不満はただのネガティブな感情ではなく、解決が必要な問題を見つける原石なのです。

マジくん

日々の文句が仕事の成果を生むって言ってたやつですね!

マスター

その通り。

マスター

AI時代、問題さえわかれば、それを解決するタスクの実行自体は、AIの力でどんどん簡単になっています。

マスター

事実、AIが今ほど進化していなかった2023年時点においても、ハーバード大学とボストンコンサルティンググループのコンサルティングの研究で、AI活用により18種類のコンサル業務のスピードが25.1%向上、品質は40%以上向上したと報告されています。

マジくん

すごい...確かにさっきのチェックリストを作るのも、AIを使えばあっという間でした。

マスター

ええ。

マスター

それなのに文句を飲み込む人や、SNSに愚痴を捨てて終わる人は、仕事の成果につながる問題の手がかりを自ら捨ててしまっている。

マスター

もちろん全ての文句が成果につながるわけではありませんが、AIに話す習慣さえあれば、その中から成果に変わるものが必ず見つかるはずです。

マジくん

確かに...文句をAIに言わないのはもったいないですね。

マジくん

ボクは今日からはXとか飲み会で愚痴る前に、まずChatGPTにぶつけてみます!

第4位 愛嬌がない人

マスター

AI時代に損する人、第4位は「愛嬌がない人」です

マスター

マジさんの職場に能力はそこそこなのに、なぜか面白そうな仕事が回ってくる人いませんか?

マジくん

ああ、います!仕事がめちゃくちゃできるわけじゃないのに、いつも大事なプロジェクトに呼ばれてる人。

マスター

逆に仕事はできるのに、なぜか大事な場面で声がかからない人もいますよね。

マジくん

それボクですね...。

マジくん

めちゃくちゃ仕事できるのに、なかなか声かからないんですよ。

マジくん

なんでなんですかね?

マスター

声がかかる人と、声がかからない人。

マスター

その差は「愛嬌」です。

マジくん

え、愛嬌...?

マスター

ええ、仕事のスキルの差は、AIによって急激に縮まっています

マスター

たとえば以前はExcelに強いだけで「あの人に頼めば間違いない」と重宝されていた人がいたとしましょう。

マスター

でも今はAIを使えば誰でも同じことができてしまう。

マスター

そんな時代にこそ、価値が大幅に上がっていくのが愛嬌なのです。

マジくん

うーん...言いたいことはわかります。

マジくん

でも愛嬌って生まれつきの性格じゃないですか?

マジくん

今さら変えろって言われても...。

マスター

確かに、先天的なイメージがありますよね。

マスター

でもそう思うのは、愛嬌の正体を知らないからです。

マスター

そもそも愛嬌とは何か。

マスター

私は、愛嬌とは「意識の矢印を『自分』ではなく『相手』に向けられるかどうか」だと考えています。

マジくん

矢印?ちょっとイメージがわかないです...。

マスター

例えば飲み会の場で、自分の失敗談を笑いに変えて場を沸かせる人と、完璧な自分を見せようとして当たり障りのない話しかしない人。

マスター

どちらに親しみを感じますか?

マジくん

そりゃ失敗談を話してくれる人ですよ。

マジくん

一気に距離が縮まる感じがします。

マスター

自分の弱みをあえてさらけ出すのは、「バカにされたくない」という自分の小さなプライドよりも「この場を楽しませたい」という相手への気持ちを優先した、矢印を相手に向けた行動なのです。

マスター

そして、この矢印の向きは後天的に変えられます。

マジくん

なるほど!でも理屈はわかっても、いざ自分がやろうとすると難しくないですか?

マスター

そうですね。

マスター

これまでの人生で身についた「つい矢印を自分に向けてしまう癖」を、「矢印の向きを相手に向けたい」と頭で思うだけで、急に変えるのは難しいでしょう。

マジくん

え、じゃあどうすれば...?

マスター

考え方より先に行動を変えるのです。

マスター

先ほどの飲み会の例のように、まず矢印が相手に向いている行動を1つ取ってみる。

マスター

すると相手が笑顔になったり、感謝されたりする。

マスター

その体験を繰り返すうちに、考え方は後からついてきます。

マスター

AI時代だからこそできる、愛嬌がある人になるための行動を3つお見せしましょう。

マジくん

まずは行動だけでもいいんですね!ぜひ教えてください!

マスター

ええ、さっそく1つ目。

マスター

AIと対話しながら、自分の失敗談をスベらない鉄板ネタに磨き上げます

マジくん

あ、さっきの飲み会の話ですね!

マジくん

でもボク、人に話せる面白い失敗談なんてないですよ...。

マスター

ほとんどの人は、ウケる失敗談なんて持っていないと思っています。

マスター

でも実はネタがないのではなく、磨き方を知らないだけなのです。

マジくん

AIが磨いてくれるんですか?

マスター

はい。

マスター

そして、ここでもChatGPTの音声対話モードを使います。

マジくん

さっきも使ったやつですね!

マスター

今回は音声対話をする前に、私が作った「失敗談磨き上げプロンプト」を入れます。

失敗談磨き上げプロンプト

自分の失敗体験を「初対面でも距離を縮められる鉄板トーク」に磨き上げるためのプロンプトです。ChatGPTの音声対話モードで使用してください。

マスター

このプロンプトを使うと、AIがコーチ役になって、インタビュー形式で過去の失敗経験を引き出してくれます。

マスター

少しだけ使い方をお見せしましょう。

マスター

音声対話モードを起動したあとに、プロンプトを送ります。

マスター

(AI音声) じゃあ早速やっていこう!まずはね、あなたの「ちょっとこれは失敗したな〜」って感じるエピソードを一個教えて!どんなに小さなことでもOK。

マスター

まずはそれを一緒に見つけよう!

マジくん

実は昔、取引先との大事な顔合わせの日に、会議室に入る直前でコーヒーを盛大にこぼして、白いシャツに大きな茶色のシミを作ったまま挨拶したことがありまして...

マジくん

なかなかのエピソードですね!

マスター

このように、AIが質問しながらエピソードを掘り下げてくれます。

マスター

自分のエピソードに対して「もっと面白くするには?」と聞けば、「オチをどうつける?」とアドバイスをもらいながら、鉄板ネタに磨き上げていきます。

マスター

鉄板ネタが仕上がったら今度は「この鉄板ネタの練習相手になって」と伝えてください。

マスター

話の構成やオチのつけ方について、AIにダメ出しをもらいながら練習できます。

マジくん

それいいですね。

マジくん

ボクもAI相手なら気楽に練習できそうです!

マスター

次に、愛嬌のある人になるための2つ目の行動。

マスター

NotebookLM」で、大事な人専用のノートを作って情報を溜めていきます。

マジくん

NotebookLM...?ってどんなツールでしたっけ?

マスター

Googleが提供するAIツールで、自分が入力した情報だけをもとに質問に答えてくれます。

マスター

余計な情報に邪魔されず、覚えた情報を正確に引き出すのが特長です。

マジくん

なるほど。

マジくん

でもそれをどう使えば愛嬌が養えるんです?

マスター

早速お見せしましょう。

マスター

まずNotebookLMを開いて、「新規作成」を押します。

マスター

ここに大事な人と話した内容を記録して、蓄積していくためのノートブックを作ります。

マジくん

なるほど、1人ずつノートを作るんですね。

マスター

今回は取引先の田中部長と会った後を想定してやってみましょう。

マスター

先ほどの新規作成を押した後の画面で「コピーしたテキスト」を選んで、入力欄にスマホの純正の音声入力機能を使って田中部長と話したことを入力します。

マスター

入力して保存したら、ノートブックの名前は田中部長に変えておきましょう。

マジくん

話した内容って言っても色々ありますよね?どんな内容を記録すればいいんですか?

マスター

例えばこんな感じです。

マスター

2月10日、取引先の田中部長と居酒屋で会食。

マスター

最近ゴルフにハマっているらしい。

マスター

奥さんの誕生日が来月でプレゼントに悩んでいた。

マスター

新規事業の人手が足りないという話。

マスター

日本酒好き、特に辛口が好み。

マスター

このような感じです。

マジくん

え、こんなざっくりで大丈夫なんですね。

マジくん

もっとキレイにまとめなきゃいけないのかと。

マスター

会うたびにこうやってソースを追加していくだけで、田中部長に関する情報がどんどん蓄積されていきます。

マスター

では、半年後にまた田中部長と会うことになったとしましょう。

マスター

ノートブックのチャット欄で「前回この人とどんな話をしたか教えて」と聞くだけで、すぐに思い出せます。

マジくん

へえ...!こんなふうに出てくるんですね!

マスター

ええ。

マスター

これで次に田中部長と会ったとき、

マスター

「前回お話しされていたゴルフ、その後いかがですか?」「新規事業の人手、その後見つかりましたか?」と聞いたら、相手はどう感じるでしょう。

マジくん

え、半年も前の話を覚えてくれてるなんて、めちゃくちゃ嬉しいですよ!

マスター

まさにそれが、矢印を相手に向ける行動です。

マスター

人と会った後に「相手は何を話していたかな」をこうやって記録に残す。

マスター

相手が「覚えてくれてたんだ」と喜ぶ。

マスター

その体験が積み重なるうちに、自然と相手に関心を向ける人になっていくのです。

マジくん

なるほど、行動を変えたらそれが当たり前になっていくってことですね。

マスター

そして最後の3つ目です。

マスター

今度は少し角度を変えて、自分が人と喋っている動画をAIに分析させます。

マジくん

自分の動画をAIに見せるんですか?

マスター

ええ。

マスター

矢印を相手に向けるということは、相手目線で自分を見ることでもあります。

マスター

しかし、自分のコミュニケーションが相手にどう映っているかは、自分の認識と驚くほどずれているものです。

マジくん

言われてみれば、自分が喋ってるところって見たことないかも...。

マスター

そうですよね。

マスター

だから、自分が喋っている場面を動画で撮って、GoogleのGeminiに動画をアップロードし、「私が愛嬌のある人間になるために何を改善すべきか、動画を分析して教えて」とダメ出しさせてみてください。

マスター

Geminiは動画の分析が得意なので、表情、声のトーン、姿勢まで細かくフィードバックしてくれます。

マスター

一度やるだけでも、自分では気づけなかった改善点が大量に見つかるはずです。

マジくん

うわあ、ダメ出し聞くの勇気いるなあ...。

マジくん

愛嬌のある人になるために、ここまでやらないといけないんですね。

マスター

はい。

マスター

大変ですが、ここまでやる価値があります。

マスター

この愛嬌の話は、単に仕事で得をするためだけのものではありません。

マスター

矢印を相手に向けて行動すると、一番幸せになるのは自分自身です。

マスター

相手が喜んでくれた、笑ってくれた、感動してくれた。

マスター

その体験の積み重ねが、自分の人生の充実感を大きく変えてくれます。

マジくん

なるほど、深いですね。

マジくん

相手のために動いてたつもりが、結局一番得してるのは自分なのか。

マスター

その通りです。

マスター

これからAIがさらに進化して、仕事のスキルで差をつけることが難しくなるからこそ、愛嬌のある人になることがご自身のキャリアも、人生そのものも大きく変えていくでしょう。

第3位 サボらない人

マスター

AI時代に損する人の特徴、第3位は「サボらない人」です

マジくん

え、サボるなんて社会人失格ですよ!

マジくん

真面目にコツコツ頑張るのが大事じゃないですか!たまにしか遅刻しないボクの真面目さを見習ってください!

マスター

では、マジさん。

マスター

例えばマジさんが3時間かけて作った報告書と、他の人が30分で作った報告書

マスター

中身が同じクオリティだったら、上司はどちらを評価しますか?

マジくん

それはまあ、中身が同じなら30分の方ですけど、そんな仮定の話になんの意味があるんです?

マスター

これは実際にAIを使いこなす人とそうでない人の間で起きていることです。

マジくん

え、それAIに任せてサボってるだけじゃ...。

マジくん

真面目に自分で作った人がバカを見るってことですか?

マスター

はい。

マスター

AI時代、真面目なだけの人は評価されません。

マスター

これからはいかにサボって成果を出すかを考えられる人が得をします。

マジくん

うーん、言いたいことはわかるんですけど、それができれば苦労しないですよ。

マジくん

サボって成果を出すって具体的にどうやればいいか教えて欲しいです。

マスター

ええ、もちろん。

マスター

早速、議事録作成を例にお見せしましょう。

マスター

Googleの提供するAI、GeminiのGemという機能を使えば、このチャットに会議の録音を放り込むだけで、1分で議事録が完成します。

マジくん

1分!?

マスター

Gemはよく使う指示文を保存し、特定の作業専用のAIとして何度でも呼び出せる機能です。

マスター

議事録作成用のGemを1つ作っておけば、このように毎回指示文を打ち直す必要はありません。

マスター

録音をポンと放り込んで、ワンクリックするだけです。

マスター

今Gemに登録した議事録作成用の指示文も、こちらですぐ使える形でお渡ししますね。

議事録作成プロンプト

会議の内容から「決定事項とその背景」と「アクションプラン」を抽出し、参加者全員の認識を揃えるための議事録を作成するプロンプトです。GeminiのGem機能に保存して使用してください。

マジくん

ワンクリックで議事録が出来上がるのは便利ですね。

マジくん

出力された議事録を見ると、決まったことも誰がいつまでに何をやるかも全部まとまってます!

マスター

ええ。

マスター

出てきた議事録は100%正しいわけではないので、目視でのチェックは必ずしてください。

マジくん

わかりました!

マスター

他に毎日の情報収集の場面でも、サボって成果を出すことができます。

マスター

例えばGeminiの予約アクションという機能。

マスター

毎朝7時に最新のAIニュースをインパクトが大きい順に5つ、200文字以内で要約してと送信して、予約アクションを設定するだけ。

マスター

このように最新のAIニュースが毎朝自動でスマホに届くようになります。

マジくん

すごい、読みやすい分量に要約されているし、これなら朝の通勤中にサッと読めます!

マスター

ええ。

マスター

この予約アクション機能は、月2,900円のProプランで使えます。

マスター

ChatGPTでも似たことはできますが、通知機能がまだ不安定です。

マスター

ここまでお見せしたように、繰り返しの作業を仕組みにするだけで、驚くほど簡単にサボれます。

マジくん

議事録も情報収集も、こんなに楽になるなんて便利ですね!

マジくん

でもマスター、そもそもどの作業をサボれるのか、それ自体がわかれば苦労ないですよ。

マスター

マジさんの気持ちはよくわかります。

マスター

議事録や情報収集はわかりやすい例でしたが、多くの人にとって何をサボれるかを見つけることこそが難しいですよね。

マジくん

はい...議事録だってマスターに言われるまで効率化できることにすら気づけてなかったです。

マスター

ええ、ですがそのサボりどころを見つけること自体も、AIを使えば簡単にできます。

マジくん

え?どういうことですか?

マスター

実際にお見せしましょう。

マスター

今回も音声対話に優れているChatGPTを使って、サボりどころを見つけてみます。

マスター

まず、私が作ったこの「サボりどころ発見プロンプト」を使います。

マスター

音声対話の初めにこのプロンプトを使えば、AIからの質問に答えていくだけで、業務のサボりどころが見えてくるように設計しています。

サボりどころ発見プロンプト

ChatGPTの音声対話モードで使用し、業務の中から効率化・自動化できるタスクを対話形式で発見するためのプロンプトです。

マジくん

へえ、質問に答えるだけでいいなら簡単ですね!

マスター

ええ。

マスター

もし対話中に最新の情報が必要なときは「ウェブ検索して」とその場で言ってください。

マスター

次のような音が鳴れば、検索が実行されたサインです。

マスター

音声対話モードに切り替えて、事前に送るプロンプトを送信したら、実際にAIにサボりどころを見つけてもらいましょう。

マジくん

はい、わかりました。

マジくん

えっと...毎週2時間かけて上司に出す報告資料を作っているんですけど...。

マジくん

売上データをExcelの集計シートから数字を拾ってきてグラフにして、PowerPointに貼って上にコメントを書いて...。

マジくん

あと毎朝メールを1通ずつ開いて、対応が必要なやつだけ手作業でタスク管理表に転記してて...。

マジくん

え、確かに...報告資料の作成に2時間かかってたのが、Excelからパワポまで自動化できそう

マジくん

これ仕組み作っちゃえば一瞬で終わるじゃないですか...!

マスター

このように、AIからの質問に答えていくだけで、自分では気づけなかった「サボりどころ」が浮かび上がってきます。

マスター

AIは会話を続けようとするので、サボりどころが見えてきたらこちらから切り上げてしまいましょう。

マジくん

AIと話すだけでサボりどころがわかるなんて!これでもうボクが働かなくてもお給料だけもらえるんじゃ...!

マスター

マジさん、その考えは甘いです。

マスター

今わかったのは「報告資料のデータ集めにムダがある」という気づきだけ。

マスター

それを実際にどう自動化するかまでは、ChatGPTが全部やってくれるわけではありません。

マスター

提案された方法がうまくいくかは検証が必要です。

マジくん

え、そうなんだ...。

マスター

はい。

マスター

ただ、サボりどころが見えたこと自体が大きな一歩です。

マスター

さらに今、AIの進化で効率化の手段がどんどん増えています。

マスター

例えばAnthropic社のClaude Code

マスター

AIがプログラムを代わりに書いてくれるツールです。

マジくん

Claude Code、聞いたことがありますけどどんなふうに使うんですか?

マスター

例えば技術がわからない人でも、Excelの売上データを集計して社内のチャットに自動で投稿するツールを作ってと日本語で指示するだけで、プログラムを書いて動かしてくれます。

マスター

さらに、同じAnthropic社のCoworkなら、より一層使いやすい画面で、このフォルダを整理して、この資料の要約を作ってと話しかけるだけで作業してくれます。

マスター

詳しくは別の機会にお伝えしますが、このようなツールを使って効率化する道もあることだけ覚えておいてください。

マジくん

サボりどころを効率化する手段がどんどん出てきている!ってことですね。

マスター

その通りです。

マスター

AIはものすごいスピードで進化しています。

マスター

さっき紹介したCoworkも、2026年の1月まではなかった機能です。

マスター

昨日まで手作業でやるしかなかったことが、今日からワンクリックでできるようになる。

マスター

そんなことが現実に起きています。

マジくん

じゃあ、今すぐ効率化ができなくても諦めなくていいってことですか?

マスター

その通りです。

マスター

いきなり仕事のすべてを効率化するのは難しいでしょう。

マスター

ただ、「もっと楽にできないか?」という視点だけは持ち続けてください。

マスター

もっと楽にという視点を持っている人は、日々新しいサボりどころを見つけて仕事を効率化します。

マスター

いつまでも効率の悪い仕事の仕方を続けていては、その差は開いていく一方です。

マジくん

なるほど、変化に置いていかれないようにしないと!

マジくん

ボク明日から「これサボれないかな?」を口癖にします!

第2位 国語が苦手な人

マスター

AI時代に損する人、第2位は「国語が苦手な人」です

マジくん

国語ですか?ボク、小学生時代は国語が一番得意でしたよ。

マジくん

読書感想文で学年代表に選ばれて表彰されたこともありますし!

マスター

それは頼もしいですね。

マスター

では、マジさんの国語力を見るためにテストをしてみましょう。

マジくん

え、いきなりテスト?

マジくん

い、いいですよ。

マジくん

望むところです!

マスター

来週の会議で上司に新しい広告施策を提案するとしましょう。

マスター

提案で使うプレゼン資料の構成案をAIに作ってもらおうと、こんな指示文を用意しました。

マスター

この指示文のダメなところはどこかわかりますか?

マジくん

えーっと...プレゼン資料の構成案を作ってください。

マジくん

テーマは新しいSNS広告施策の提案。

マジくん

上司向けに施策の効果が伝わるような構成にしてください...ですか。

マジくん

これ十分ちゃんと書けてると思いますけど...「上司向け」って指定してますし...うーん...見たところダメなところはなさそうです。

マスター

残念。

マスター

それだと国語力は足りていないようです。

マジくん

えっ!なんでですか?十分書けてるように見えた...。

マスター

無理もありません。

マスター

一見すると特に違和感はないように見えます。

マスター

しかし実は、この指示文には曖昧な部分が隠れているのです。

マスター

それを今からAIにチェックしてもらいましょう。

マスター

この指示文をAIに見せて、「より良いアウトプットを出すために聞きたいことを質問して」と頼みます。

マスター

AIから質問が返ってきました。

マジくん

どれどれ...プレゼンの最終ゴールは情報共有ですか?それとも予算の承認ですか?上司の方はSNS広告に詳しい方ですか?

マジくん

あ、確かに!目的も、上司がSNS広告に詳しいかもさっきの指示文には書いてなかったですね...。

マスター

その通り。

マスター

上司向けと書いても、AIにはその上司がSNS広告に詳しいのかわかりません。

マスター

目的も情報共有なのか、予算の承認なのかが曖昧です。

マジくん

一見ちゃんと書けてるように見えてダメダメだったんですね。

マジくん

確かに曖昧でした。

マスター

では、この曖昧な指示を直しましょう。

マスター

AIの質問に答えていくだけです。

マスター

プレゼンの目的は月50万円の追加予算の承認を得ること。

マスター

上司は部長と課長の2名で、どちらもSNS広告の実務経験がありません。

マスター

質問への回答に続けて、「私の回答を踏まえて最初の指示文を修正してください」と頼みます。

マジくん

おお、修正された指示文が出てきた!

マジくん

月50万円の追加予算の承認を得ること、2人ともSNS広告の実務経験がない...さっきの回答内容がしっかり反映されてますね!

マスター

ええ。

マスター

それでは、修正前と修正後それぞれの指示文で、実際にAIに依頼した結果を見てみましょう。

マスター

まずは修正前の結果です。

マジくん

リターゲティング配信?ルックアライク拡張?CPM?CVR?CPA?

マジくん

えっと、ボクはまあだいたい全部わかりますけど...SNS広告の経験がない上司がこれ見たら絶対フリーズしますよ!

マスター

これらはSNS広告の専門用語です。

マスター

上司向けとしか書かなかったので、AIは詳しい上司を想定したのでしょう。

マスター

経験がない上司がこれを見ても何のことかわかりません。

マスター

では修正後の指示だとどうなるか見てみます。

マジくん

どれどれ...「本日ご承認いただきたいこと」「なぜ今Instagramなのか?」「結論:月50万円で月間見込み客数を2倍にできる」

マジくん

え、全然違う!

マジくん

専門用語がなくなってるし、一番最初にいきなり承認してほしいことがドンと来てる!

マスター

ええ、経験がない上司2名と明記したので、専門用語を避けた構成になりました。

マスター

そして、予算の承認を得るためと目的を書いたので、冒頭の結論が承認してもらいたいことになっています。

マスター

開いた瞬間に何を承認してほしいのかが伝わる構成ですね。

マジくん

ほんの少しの違いでここまで変わるんですね!でもなんでこんなに差が出るんですか?

マスター

それは解釈の余地をなくしたからです。

マスター

先ほど上司向けを「SNS広告の実務経験がない部長・課長向け」と明確にしたように、言葉の曖昧な部分を具体化して解釈の余地をなくさないと、AIに正確な意図が伝わりません。

マスター

解釈の余地を残してしまう」のが、まさに国語が苦手な人ということなのです。

マジくん

解釈の余地...確かに。

マスター

これは対AIに限らず、人間同士のコミュニケーションでも同じです。

マスター

例えば上司に「この資料、いい感じにまとめておいて」と頼まれて、10ページにまとめたら、「いや、もっとシンプルに1枚でまとめてほしかったんだけど」と言われた経験ありませんか?

マジくん

ああー!それめっちゃわかります...!

マジくん

「いい感じに」って何ページなのか、どのレベルの詳しさなのか全然わからないじゃないですか!それで怒られても正直困りますよ。

マスター

ええ。

マスター

AIとのやり取りなら尚更です。

マスター

普段一緒に働いている人間同士なら、「いい感じに」と言われたときに「ああ、この人は簡潔な伝え方が好みだな」と察することもできるでしょう。

マスター

でもAIはマジさんの好みも過去のやり取りも知りません。

マスター

AIが受け取れる情報は指示文がすべて

マスター

だからこそ、より一層言葉の厳密さが問われるんです。

マジくん

確かに。

マジくん

今までAIの回答がイマイチなのは、AIの能力不足だと思っていたんですけど、本当はボクの指示が曖昧だっただけだったんですね...。

マスター

ええ。

マスター

AIの回答の質は指示する言葉の質で決まります。

マスター

何かAIへの指示文を書いたら「より良いアウトプットを出すために聞きたいことを質問して」と頼んでみる。

マスター

この習慣を続けるだけで、言葉の精度は確実に上がっていきます

マジくん

わかりました!ボクも今日からAIへの指示を送る前に、そのフレーズを送ってみます!

第1位 エンジニアじゃない人

マスター

AI時代に損する人、第1位は「エンジニアじゃない人」です

マスター

はっきり言います。

マスター

これからのAI時代、エンジニア以外の人材は市場価値を上げられません。

マジくん

え、そんなにはっきり言いますか!

マジくん

エンジニアってプログラムを書く人のことですよね?

マジくん

エンジニアこそAIにコードを書かれてなくなる職業なんじゃ...。

マスター

鋭いですね。

マスター

そう考える人も多いです。

マスター

ただ、エンジニアとはプログラムを書く人だけを指す言葉ではありません。

マスター

今では仕組みを理解し設計する人、という意味合いで使われることも多いです。

マスター

ここではもう少し広く「物事を根本から理解する人」のことだと思ってください。

マジくん

根本から理解しようとする人...正直ピンとこないんですけど、それがAI時代にどう関係するんですか?

マスター

わかりやすい例で説明しましょう。

マスター

マジさん、AIをうまく使うコツとして「重要な指示はプロンプトの最後に書け」というのを聞いたことはありますか?

マジくん

あ、それ聞いたことあります!Xで誰かが言ってるのを見かけました。

マスター

ではマジさん、なぜ重要な指示はプロンプトの最後がいいのか、説明できますか?

マジくん

えー...なぜって言われると、そういうものだからでは...?

マスター

まさにそれが「エンジニアじゃない人」の典型的な答えです。

マスター

重要な指示を最後に書いた方がいいのは、AIが回答を作る仕組みが「連想ゲーム」だからです。

マジくん

連想ゲーム...?

マスター

ええ。

マスター

AIは入力された文章の次に来る言葉を予測して回答を作っています。

マスター

連想ゲームである以上、直前にある言葉が最も強く影響する。

マスター

だから一番大事な指示は最後に書いた方が良いのです。

マジくん

なるほど、そういう理屈だったんですね。

マスター

しかし、よくあるAI活用のコツは使いやすい反面、AIの進化ですぐ使えなくなる可能性が高い。

マスター

実際、去年まで常識だったコツが今はもう通用しない、なんてことは珍しくありません。

マスター

大事なのは「最後に書け」というコツ自体ではなく、「連想ゲーム」の仕組みを知っているかどうか。

マスター

仕組みさえわかっていれば、コツが変わっても自分で次の正解にたどり着けます。

マジくん

確かに...ボクも「プロンプトは英語で書け」って聞いて英語に変換してたのに、ある日急に「日本語でも精度は変わらない」ってなって、振り回された記憶があります...。

マスター

一方、理由を気にせずコツだけ丸暗記した人は、コツが変わるたびにまた誰かが教えてくれるのを待つしかない。

マスター

この繰り返しから抜け出せない人は永遠に振り回され続けるでしょう。

マジくん

それは確かに差がつきますね...。

マスター

ええ、しかもAIの進化はどんどん早くなっています。

マスター

コツの入れ替わりもそれだけ早くなります。

マスター

だからこそ、表面のコツではなく根本の仕組みを押さえることが重要です。

マジくん

マスター、根本から理解するのが大事なのはわかりました。

マジくん

でもそんなの今まで考えたことないのに、どうやったらそういう発想ができるようになるんですか?

マスター

日常の中で「なぜこうなっているんだろう?」と疑問に思う習慣をつけることです。

マスター

私のおすすめは、自分が普段使っているツールの設定画面を見ること。

マスター

設定画面には、なぜこのツールがこう作られたのか、設計思想が詰まっています。

マジくん

ツールの設定画面ですか...。

マジくん

必要なときは開きますけど、あまりちゃんと見たことはないです。

マスター

では、この機会に身近な例で見てみましょう。

マスター

スマホの設定画面を開いて上から眺めてみてください。

マジくん

どれどれ...うーん、半分くらい開いたことない項目です...。

マスター

ここに「集中モード」という項目がありますね。

マスター

使ったことはありますか?

マジくん

集中モード...?使ったことないです。

マスター

集中モードは、iPhoneのおやすみモードなどが入っている、通知や画面に表示するものをカスタマイズできる機能のことです。

マスター

職場にいる時にSNSの通知だけをオフにしたり、自宅でリラックスする時に仕事で使うツールを非表示にしたりできます。

マジくん

へえ、そんな便利な機能があったんですね。

マスター

ええ。

マスター

ここで先ほどの「なぜ?」を実践してみましょう。

マスター

なぜAppleがこの機能を集中モードとして作ったのか、AIに聞いてみます。

マスター

「iPhoneの集中モードはなぜ作られたのですか?設計思想をソース付きで教えてください」と入力してみます。

マジくん

回答が出てきましたね。

マジくん

どれどれ...「集中モードは気を散らすものをできるだけ減らして、特定のアクティビティに集中できるようにする機能」だと。

マスター

こちらの回答のソースを見ても、そのように記載してありますね。

マジくん

気を散らすものを減らす?通知オフとは違うんですか?

マスター

はい。

マスター

続きを見ると、「集中モードは、ユーザーの時間、場所、活動に合わせた通知フィルタリングを可能にすること」。

マスター

だから通知をアプリ単位ではなく、生活シーン単位で管理する仕組みにしたとあります。

マジくん

そこまで考えて作られてたんですね...!

マスター

ええ。

マスター

しかも「通知を我慢しろ」ではなく、仕事中はSlackと電話の通知だけ届いてゲームやSNSは一切鳴らない、というように環境ごとに切り替える設計になっているんです。

マジくん

へえ...ただの通知オフじゃなかったんですね。

マジくん

それは設定してみたいかも...!

マジくん

でもマスター、気が散らないようにする仕組みなのに、生活シーンが変わるたび毎回手動で切り替えなきゃってなるので気が散りません?

マジくん

会社に着いたら勝手に仕事モードになる、みたいな機能ってないんですかね?

マスター

素晴らしい。

マスター

マジさんの推測通りあります。

マスター

集中モードの設定画面を開いて、下の方にある「スケジュールを追加」を押してみてください。

マスター

ここで時間・場所・アプリの起動をトリガーに、自動で切り替わるように設定できます。

マジくん

本当だ...場所をきっかけに切り替えられるんですね...こんな機能あったの全然知らなかったです。

マスター

今、マジさんは設計思想を理解したことで「こういう機能もあるんじゃないか」と自分で気づけました。

マスター

まさに、先ほどお話しした「根本を理解している人は、自分で答えにたどり着ける」と同じです。

マジくん

確かに...なぜから入ったら自然と気づけるもんですね。

マジくん

ちょっとボクすごくないですか?

マスター

この、物事を根本から理解する能力は、日常のいたるところで役立ちます。

マジくん

例えばどんな場面でしょう?

マスター

例えば、仕事で急に「来月からこの新しいツールに切り替わります」と言われたとき。

マスター

ツールの使い方だけ覚えた人は、ツールが変わると「前にあった機能はどこにいった?」と手が止まる。

マスター

でも、設定画面を見て設計思想から理解する人は、「このツールはチームの情報共有を重視して作られているから、あの機能はきっと別の機能に置き換わっているはずだ」と自分で探り当てられます。

マジくん

ああ...ボクまさに使い方だけ覚えた側です。

マジくん

会社で新しいツールに切り替わるたびに、毎回人に聞いてました...。

マスター

「なぜ?」から理解する癖がつけば、新しいツールも自分で使いこなせます。

マスター

しかも、今はAIに「このツールはなぜこう設計されているの?」と聞くだけで教えてくれる時代です。

マスター

根本から理解するハードルはかつてなく低くなっています。

マジくん

明日から何を使うにも「なぜこうなってるんだろう?」から考えます!

マスター

まさにその姿勢こそ、エンジニア的思考です。

マスター

その第一歩として、ぜひ今日帰ったらやってみてほしいことがあります。

マスター

ChatGPTの設定画面を開いてください。

マスター

その中にAIの口調やキャラクターを設定する項目があります。

マスター

iPhoneの集中モード機能にAppleの設計思想があったように、なぜChatGPTにこの設定があるのか、AIに聞いてみてください。

マスター

その答えを知れば、ChatGPTの使い方が変わるはずです。

マスター

ここで今回のマスタークエストです。

マスター

明日の仕事で、9位で紹介した「もっとよくできるところTOP3を改善案とともに提案して」のフレーズをAIに伝えて、AIからフィードバックをもらってみてください。

今回のまとめ

マスター

さて、今回のTOP10を振り返りましょう。

マスター

第10位 自分で考える人

マスター

第9位 転職したことがない人

マスター

第8位 完璧主義な人

マスター

第7位 完璧主義じゃない人

マスター

第6位 合理的な人

マスター

第5位 文句を言わない人

マスター

第4位 愛嬌がない人

マスター

第3位 サボらない人

マスター

第2位 国語が苦手な人

マスター

そして、第1位 エンジニアじゃない人 でした。

マジくん

ボク、ほとんど当てはまってました...。

マジくん

自分で考えて、サボらずに時間かけて...それが正しいと信じてたのに、全部損する人の特徴だったなんて...。

マスター

ですが、今日それに気づけたマジさんは、もう損する側の人間ではありません。

マジくん

はい!それに今日一つわかったことがあるんです。

マジくん

ボクは頑張る場所を間違えてたんだって。

マジくん

AIに任せられるところは全部AIに任せて、言葉を磨くとか、物事を深く理解する姿勢とか...今ボクにしかできないことに集中すべきだったんですね!

マスター

素晴らしい気づきですね。

マスター

新しい常識を知ったマジさんは、今日からAIで得する側と言えるでしょう。

マジくん

本当にありがとうございました!マスター!まずは帰ったらChatGPTの設定画面を開くところから始めます!

マスター

ええ。

マスター

もしよければお帰りになる前に、1杯コーヒーをいかがですか?

マスター

実は今日は特別な豆がありまして...

まとめ

AI時代に得する人になる3つの基本姿勢

  • 自分で考える前にAIに提案させ、選択肢の中から判断する
  • 最初は完璧を求めず叩き台を作り、最後は80点以上を詰め切る
  • もっと楽にできないか?」の視点でサボりどころを見つける

AIの力を最大限に引き出す3つの行動

  • 日々の文句や不満をAIに話し、仕事の成果につなげる
  • AIへの指示の曖昧さをなくし、「解釈の余地」を残さない
  • 「なぜ?」から物事を根本的に理解するエンジニア的思考を身につける

AI時代に差がつく「人間力」の磨き方

  • 好きなことにのめり込み、AIにはない「偏り」を育てる
  • 仕事のやり方を小さく変え、変化への耐性をつける
  • 愛嬌を身につけ、意識の矢印を「自分」ではなく「相手」に向ける
参考文献

※以下は記事公開時点(2026-02-27)の情報です。

知らないと確実に損する、AI時代に得する人・損する人TOP10 - 本気AI