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2025.12.07
デイリーニュース

【Metaが買収】スマホが消える日は近い。ザッカーバーグが手に入れた「Limitless」とは?

【試験配信中】毎朝の通勤時間で、最新AIニュースをサクッとインプットしませんか?マスターとマジくんがポッドキャスト風にニュースをお届け!試験配信中ですので、ぜひ記事末尾のフォームからあなたのご感想やご意見をお聞かせください。

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マスター

これさえ押さえれば取り残されない、最先端のAIニュースを1日1つお伝えします。

マスター

突然ですが、マジさん。

マスター

「スマートフォン」は、近い将来確実になくなります

マジくん

えっ!?

マジくん

スマホがなくなるわけないじゃないですか!

マジくん

みんな四六時中触ってますよ?

マスター

そうですね。

マスター

しかし、「スマホを置き換える次のデバイス」への移行に向けた大きな動きが、すでに水面下で起きているのです。

マジくん

大きな動き…?

マジくん

なんですかそれは?

マスター

12/3、マーク・ザッカーバーグのMeta社が、あるAI企業を買収したと報道されました。

マスター

その名は『Limitless(リミットレス)』。

マジくん

リミットレス?

マジくん

聞いたことない会社ですね…。

マジくん

限界がないなんて、まるでボクのためにあるような社名ですが。

マスター

多くの人は聞いたことがないでしょう。

マスター

Limitlessは、会議や日常会話をすべて記録してくれる便利なデバイスを作っていた会社です。

マジくん

へぇ。でも、それがなんで「スマホが終わる」ことに繋がるんですか?

マジくん

ただの録音機能ですよね?

マスター

そうですね。

マスター

ただ、Metaがこの『Limitless』を取りに来たこと、そしてその先、スマホがなくなることには「明確な理由」があるのです。

マジくん

えっ!

マジくん

スマホがなくなる明確な理由…?

マスター

はい。

マスター

今日は、スマホを置き換える流れの最前線「AI × 次世代デバイス」について徹底解説します。

マスター

なぜ今、多くの企業がこの分野に勝負を仕掛けるのか、その「見逃せないワケ」をお伝えしましょう。

マジくん

き、気になります!

Limitlessってなに?

マスター

まず、今回の買収劇の主役である『Limitless』とは何者なのか、簡単に整理しておきましょう。

マスター

Limitlessは、PCやスマホでの会話、画面上の操作を記録し、AIがそれを記憶してくれるツールを作る会社でした。

マジくん

自分の全記録をAIが覚えててくれるってこと?

マスター

ええ。

マスター

そして彼らが開発したのが、ペンダント型のデバイス『Limitless Pendant』です。

マスター

これを身につけておくだけで、会議や日常での会話がすべて記録され、AIが勝手に議事録やToDoリストを作ってくれるのです。

マジくん

身につけるだけで全部やってくれるんですか!?

マジくん

それボクみたいなズボラ人間にピッタリ

マスター

私自身も、実際に使ったことがあります。

マスター

会話内容を自分で覚えておかなくても、AIが覚えているという安心感は快適でした。

マジくん

うわぁ、欲しい!

マジくん

それどこで買えるんですか?

マジくん

ボク今すぐポチります

マスター

残念ながら、もう買えません。

マジくん

えっ!?

マジくん

もしかして売り切れ…?

マスター

いえ、今回のMetaによる買収で、新規の販売は停止されてしまいました。

マスター

すでに購入していたユーザーだけが、今後1年間は使い続けられる状態です。

マジくん

そんなぁ…。

マジくん

せっかく最強のズボラツールを見つけたのに…。

なぜMetaは買収したのか?

マジくん

でもマスター、結局なんでMetaはLimitlessを買収したんですか?

マスター

MetaがLimitlessを買収したのは、Limitlessが持つ「日常のすべてを記録し、検索できるようにする技術」を自分のものにしたかったからだと考えられます。

マジくん

日常を記録する技術ってそんなに魅力的ですかね?

マスター

そうですね。

マスター

例えばもしAIが、マジさんの過去の会話や文脈、行動パターンをすべて知っていたらどうなると思いますか?

マジくん

えっと…ボクの人に言えない恥ずかしい秘密も全部バレちゃうってこと…?

マスター

それもありえますが、もっと重要なのは「言わなくても伝わる」ようになるということです。

マスター

「あれやっといて」だけでAIに通じる。

マスター

そんな自分専用のパートナーができたら、もう一から教え直さないといけない他のAIには乗り換えられなくなりますよね?

マジくん

たしかに!

マジくん

自分のことをすべて知ってるAIがいたら、一生離れられなくなりそう…。

マスター

私たちの日々の情報をすべてAIが把握している状況は、他社サービスへの「圧倒的な乗り換えコスト」になります。

マスター

その「自分を知り尽くしたAI」を作るために、Limitlessが持つ技術が欲しかったのでしょう。

マジくん

なるほど!

マジくん

そう聞くとたしかに魅力的な技術ですね!

マスター

ええ。

マスター

そしてもう一つ、MetaがLimitlessの「ペンダント」自体に目をつけた可能性もあります。

マスター

Metaは今、Ray-Banとコラボした「AI搭載スマートグラス」を展開しているのをご存知ですか?

マジくん

えっ、あのサングラスのRay-Banですか?

マスター

はい。

マスター

見た目は普通のサングラスですが、中身は未来そのものです。

マスター

カメラやマイクが入っていて、「この建物なに?」と聞けばAIが答えてくれますし、手ぶらで写真撮影や通話もできます。

マジくん

すごい!

マジくん

かけるだけの「視界版スマホ」って感じですね!

マスター

その通り。

マスター

ただ、全員が四六時中サングラスをかけたいわけではありませんよね?

マスター

まだ顔にデバイスをつけることに抵抗がある人も多いです。

マジくん

たしかに。

マジくん

マスターが夜にサングラスかけて外を歩いてたら怪しすぎます

マスター

そうですね。

マスター

そこで、サングラスよりもハードルの低い「ペンダント型」という選択肢を用意したかったのかもしれません。

マスター

あらゆる手段で日常に入り込み、人々の生活データをAIに学ばせたいのです。

マジくん

なるほど。

マジくん

メガネが嫌ならペンダントがあるよ、ってことか。

マジくん

徹底してますね。

マスター

ええ。

マスター

Metaは自社で『Llama』というAIも開発していますから、AIの頭脳に「人々の日々の記録」という最強の武器を持たせ、自社のハードウェアであるグラスやペンダントで提供する。

マスター

AIからデバイスまで全部自前で揃えることで、スマホにおけるAppleのような最強のブランドを作ろうとしているのです。

マスター

実際、そのために元Appleのデザイン幹部であるアラン・ダイ氏を引き抜くなど、彼らの本気度は計り知れません。

マジくん

なるほど…。

マジくん

まさにスマホの次のデバイスを作ろうとしてるってわけですね!

マスター

ええ。

マスター

他にも、マーク・ザッカーバーグCEOは今、これまでMeta社が全力で投資してきたVR、つまり仮想現実分野の予算を、最大30%削減する計画を検討しているそうです。

マジくん

えっ!?

マジくん

でも、たしかMetaって名前もVR関連の名前じゃなかったでしたっけ??

マスター

よくご存知ですね。

マスター

メタバースという仮想世界を表す名前から来ています。

マジくん

そこまで社運をかけてたのに、予算減らしちゃうんですね。

マスター

ええ。

マスター

浮いたお金や人を、AIに注ぎ込むのでしょう。

マスター

ゴーグルを被って見れる仮想世界よりも、日常に溶け込むAIデバイスの方が、次のスマホの座に近いと考えているのです。

AI × デバイスの今

マジくん

なんかMetaだけ一人勝ちしそうな勢いですけど、他はどうなってるんですか?

マジくん

指をくわえて見てるだけ?

マスター

いえ、そんなことはありません。

マスター

Meta以外にも、次の覇権を狙う注目の勢力が大きく2つ動いています。

マジくん

2つの勢力…!

マジくん

なんか少年漫画みたいで燃えてきました

マスター

まず1つ目が、『Jony Ive × OpenAI』です。

マジくん

ジョニー…?

マジくん

誰ですかその外国人?

マスター

iPhoneをデザインした、Appleの元デザイン最高責任者ですよ。

マスター

ジョブズの右腕とも言われた伝説の人物です。

マジくん

えっ!

マジくん

iPhoneをデザインした!?

マジくん

伝説すぎる…!

マスター

その彼がChatGPTの開発元OpenAIとタッグを組み、『io Products』という新会社で、2026年に新しいデバイスを出すと言われています。

マジくん

iPhoneの生みの親と、ChatGPTの生みの親が組むの!?

マジくん

それもう最強じゃないですか!

マスター

はい。

マスター

彼らは「iPhoneよりも社会的に健全なデバイス」を目指していると言われています。

マスター

かつてスマホを作った人たちが、今度は、スマホの次のデバイスを作ろうとしている。

マスター

非常に象徴的な動きです。

マジくん

うわぁ、どんなのが出てくるんだろう…。

マジくん

絶対にダサいものは出てこないでしょうね。

マスター

楽しみですね。

マスター

そして2つ目が、『ByteDance』です。

マジくん

バイトダンス…?

マジくん

聞いたことあるような…。

マスター

あの『TikTok』を運営している中国の巨大IT企業です。

マジくん

あー!

マジくん

TikTokの会社か!

マジくん

彼らもデバイスを作るんですか?

マスター

そうですね。

マスター

彼らは少し違ったアプローチで、ウェアラブルではなく、まずは「AIスマホ」という進化を前面に出してきました。

マジくん

AIスマホ?

マジくん

今のスマホと何が違うんでしょう。

マスター

中国のスマホ大手『ZTE』と共同開発した端末では、単なるアプリとしてではなく、スマホを動かす「基本システム」そのものに彼らのAI『豆包(Doubao)』が組み込まれています。

マスター

音声で指示するだけで、アプリの操作から店の予約まで、すべてAIが勝手にやってくれるのです。

マジくん

えっ、指でタップしなくてもいいなんて!

マスター

しかも、スマホ自体にもAIが搭載されているので、オフラインでもAIが一部処理を実行できます。

マスター

中国ではすでにこの「AIに操作を丸投げできるスマホ」のテスト販売が始まり初期ロットは完売しました。

マジくん

へぇ〜!

マジくん

ウェアラブルだけじゃなくてスマホも進化してるのですね。

マスター

ええ。

マスター

一方で、ここに至るまでには多くの失敗もありました。

マスター

『Rabbit r1』や『Humane AI Pin』といった先行デバイスたちです。

マジくん

ほう、どちらも初耳ですね。

マスター

Rabbit r1は、鮮やかなオレンジ色の小型デバイスで、AIがユーザーの声を聞きアプリ操作を肩代わりしてくれるというものでした。

マスター

一方のHumane AI Pinは、胸元につけて、なんと手のひらに画面をプロジェクターで映し出すというSFのようなデバイスです。

マジくん

手のひらに画面!?

マジくん

めちゃくちゃ未来的じゃないですか!

マスター

ええ。

マスター

ですが、これらは機能が未熟だったり、本体が熱くなりすぎたりと、実用性の面で課題が多く、正直苦戦しています。

マスター

Humaneに至っては、最終的に他社に買収され、デバイスそのものが市場から姿を消してしまいました。

マジくん

えぇっ!?

マジくん

未来的だったのに!?

マジくん

厳しい世界だ…。

マスター

はい。

マスター

スマホを置き換えるのはそれほど難しい挑戦だということです。

マジくん

ちなみにGoogleやAppleといった巨人たちは動いてないんですか?

マスター

そうですね。

マスター

AIを基盤にした、スマホを代替する次世代デバイスの波において、ここ最近、彼らの大きな動きはまだ見られません

なぜスマホは終わるのか?

マジくん

うーん、でも話を聞いてると、たしかにスマホをポチポチする時代はそのうち終わりそうですね。

マスター

ええ。

マスター

スマホがいらなくなる、あるいは形が変わる明確な理由

マスター

それは、「人が見ている場所」にお金が集まるというビジネスの鉄則があるからです。

マジくん

人が見てる場所にお金…?

マジくん

どういうことですか?

マスター

これまでは、Google検索やInstagram、YouTubeなど、スマホの画面の中に「人が見ている場所」が分散していました。

マスター

だから企業はそこに広告を出していたのです。

マジくん

たしかに。

マジくん

ボクも毎日インスタとYouTube見てます。

マスター

しかしこれからは、AIがあなたのコンシェルジュになります。

マスター

検索も、店の予約も、買い物の提案も、すべてAIを通して行われるようになる。

マジくん

あ…!

マジくん

つまり、いちいちアプリを開かなくなる

マスター

その通りです。

マスター

今の私たちは、何かあるたびにポケットからスマホを取り出し、あの小さな画面に縛られて生活しています。

マジくん

たしかに…言われてみれば、電車でもみんな下向いてスマホ見てますもんね。

マスター

そんな「画面に囚われた状態」から解放され、「人が見ている場所」がスマホから「AIそのもの」に集約されていくのです。

マジくん

なるほど!

マジくん

だからみんな、その「AIの場所」を奪い合ってるわけか!

マスター

ええ。

マスター

「人が見るAI」を握るのが、次世代デバイスであり、それを握った企業が次の時代の覇者になるのです。

マスター

だからこそ、MetaもOpenAIもByteDanceも、必死で取りに来ているのです。

マジくん

うわぁ、納得しました…。

マジくん

知らないうちに水面下ですごい戦いが起きてたんですね。

マスター

現状はまだ試行錯誤の段階ですが、2026年には大きな動きがあるのは間違いありません。

マスター

どの企業のどんなデバイスが私たちの常識を変えるのか、楽しみに待ちましょう

マスター

では本日のデイリーニュースは以上です。

マスター

また明日お会いしましょう。

まとめ

MetaのLimitless買収が意味するもの

  • 「自分を知り尽くしたAI」が次世代デバイスの鍵になる
  • 日常を記録する技術で、圧倒的な乗り換えコストを構築

次世代デバイス競争の3つの勢力

  • Meta、Jony Ive×OpenAI、ByteDanceがスマホを置き換えるデバイスを開発中
  • 2026年に大きな動きがあると予測される

「人が見ている場所」にお金が集まる

  • AIがコンシェルジュになることで、スマホの画面から解放される
  • 「AIの場所」を握った企業が次の時代の覇者に
【Metaが買収】スマホが消える日は近い。ザッカーバーグが手に入れた「Limitless」とは? - 本気AI