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今日は、11/13にリリースされたChatGPTの最新モデル『GPT-5.1』についてです。
ついに来ましたね!ボクもXで見ましたよ!
ええ。近々リリースが噂されているGoogle Geminiの最新モデル『Gemini 3.0』に先んじて、ChatGPTが最新モデルを出しましたね。
たしかに!でもたしか、GPT-5.1はマイナーアップデートなんですよね?
ボクを唸らせるには力不足かも。
今回のアップデートに対するユーザーの評価は高いですよ。
え、そうなんですね!
実際、何が変わって評価されているのですか?
順を追ってお話ししましょう。
今回は、GPT-5.1でいったい「何が変わったのか」、そしてGPT-5.1を「使いこなすコツ」についてもお伝えします。
使いこなすコツ!気になります!
GPT-5.1で何が変わった?
ではまず、「何が変わったのか」から見ていきましょう。
今回のアップデートについて、開発元であるOpenAIのCEO、サム・アルトマンが自身のXの投稿で言及しています。
お、サム直々のコメントですか!
ええ。特に「指示に忠実になった点」と、「思考時間の調整力が上がった点」が気に入っている、と語っていますね。
うーん、いまいちピンと来ませんね。
どういうことでしょう。
では、まず1つ目の「指示への忠実さ」に関して。
前のモデルでは、プロンプトで細かく指示した内容が回答に反映されないことが時折ありました。
あーそれありました!こっちが「ですます調で書いて」って言ってたのに、途中から急に「〜である」と言い出したり!
ええ。そういった細かなストレスが減り、私たちの指示に対して、より忠実な回答を生成してくれるようになったということです。
とはいえ、指示があまりに多すぎたら漏れてしまうでしょうね。
前よりは、指示を無視することが減ると。
もう1つは、えーっとなんでしたっけ?
「思考時間の調整」ですね。
質問の難易度に応じて、ChatGPTが思考時間を調整します。
簡単な質問には素早く、難しい質問にはじっくり時間をかけて考えて答えてくれるのです。
あれ、でもそれって、前からできたことでは…?
ええ、よくご存知ですね。公式情報によると、簡単な質問では前のモデルのGPT-5よりも約2倍速く、逆に難しい質問では約1.7倍長く思考して、より質の高い回答を出すようになった、とされています。
おぉ!2倍早くなったと!
でも結局、具体的にどれくらい頭が良くなったんですかね。
性能テストの数字とかはないんですか?
良い質問ですね。
マジくんのおっしゃる「性能テスト」は、専門用語で「ベンチマーク」と呼ばれます。
ただ、今回のアップデートではベンチマークのスコアは公表されていないのです。
え、どうしてです?
まさか、実は大して性能が上がってないから隠してるとか…?
否定はできません。
ただ近年、ベンチマークのスコアはあまり参考にならなくなってきています。
スコアを上げるための対策、いわば「ハック」も行われており、スコアの高さがAIの実際の使い心地の良さに必ずしも直結しないという考えもあります。
このような考えが、今回のアップデートでスコアの公表をしていない理由に関係があるかもしれません。
ベンチマークの点数を発表しても、皆話半分にしか聞かなくなっているのですね。
おっしゃる通りです。
さて、もう一つ多くのユーザーが注目している進化点があります。
それが、『より人間らしくなった』という点です。
AIが人間らしくなるって、一体どういうことなんでしょう?
そうですね。一言で言うと、AIがより感情を持っているかのような回答をしてくれるということです。
あ、たしかGPT-5に変わったときは、感情がなくなったって炎上したそうですね。
ええ。その反省点を踏まえて、今回の5.1は人間らしさをより重視して改善されました。
調べたことを単に箇条書きで並べるのでなく、ユーザーに合わせた話し方をする傾向が強まっています。
ほう、どんな風に話し方を変えるのですか?
例えば、ユーザーが砕けた話し方であれば同じように砕けた話し方をしたり、ユーザーが今悲しい気持ちであることを文章から汲み取って優しい言葉を返してくれたりするイメージです。
おお、それはすごい!
そんなことされたらもう、AIがボクのいちばんの友達になるかも…。
実際、そういう人は増えてきていますね。
さらに、今回のアップデートで、AIの「人間らしさ」を後押しする機能として、ChatGPTの「性格」の選択肢が増えました。
え、ChatGPTの性格を選ぶことができるのですか?
はい。これまでも「フレンドリー」「皮肉屋」などの選択肢がありましたが、今回「プロフェッショナル」「率直」そして「個性的」という3つの性格が追加されたのです。
詳しい使い方は後ほどお話ししましょう。
GPT-5.1を使いこなすためのコツ
なるほど、今回のアップデートの内容は理解できました!
それで、はやくGPT-5.1を使いこなすためのコツを教えてくださいよ、マスター!
そうですね。では早速結論から言うと、GPT-5.1を使いこなすコツは、ChatGPTに搭載されている思考モードの使い分けです。
すみません、その、思考モードとは一体なんでしたっけ?
前からあるのは知っているのですけど。
「思考モード」は、回答にどれぐらいの時間をかけるかを選択できるChatGPTの機能ですね。
左上のモデル名が書かれているところから選択できます。
あーたしかにありますね!
意識したことなかったんですけど、ぶっちゃけどうやって使い分けるんですか?
少し分かりにくいですよね。
まずは3つの思考モードについて簡単にご説明します。
まず、素早い回答を得意とする『Instantモード』と、じっくり時間をかけて高品質な回答を導き出す『Thinkingモード』があります。
スピード重視か、品質重視か、ということですね。
ええ。そして、この2つのモードのどちらを使うべきか、AIが自動で判断してくれる『Autoモード』があります。
なるほど。
それで、どう使い分けるのが良いのでしょうか?
基本は、『Autoモード』を中心に使い、使うべきタイミングで一番じっくり考える『Thinkingモード』を使うのが良いです。
全部『Auto』じゃダメなんですか?
たしかに私たちがAIに尋ねることの多くは、ちょっとした調べ物のように「答えがある質問」です。
その場合は、なるべく早く正しい回答が欲しいので、『Autoモード』で、適切な思考モードを自動で判断してくれる方が良いでしょう。
答えが決まってるなら、さっさと教えてほしいですもんね。
その通りです。
一方で、企画の壁打ちやアイデア出しのような「答えがない質問」であったり、より品質を高めたいときにだけ、手動で『Thinkingモード』に切り替えるのです。
スピードが欲しい普段使いは『Autoモード』、じっくり考えて品質を高めたい時は『Thinkingモード』、という使い分けですね!
ボクは常に最高品質を求めるので、ずっとThinkingモードを使ってしまうかもしれません!
スピードは大事ですから、常に使うのはあまりオススメはできませんが…そのような使い方ももちろん可能です。
あの、マスター!
それから、先ほど言っていた、ChatGPTの「性格」を選ぶっていうのもやってみたいです!
ええ、ChatGPTのアカウントの設定画面で、パーソナライズという項目からChatGPTの性格を選べます。
これだと思える性格が見つかるまで、ChatGPTの性格を1日ごとに変えてみるのがおすすめですよ。
1日ごと?
そんなにコロコロ変えたら、AIが混乱しちゃいそうですけど。
その心配はありません。
むしろ色々試すことで、自分にとって一番しっくりくる、相性の良い性格を見つけることができるのです。
なるほど…。
ちなみにマスターは、どの性格がお好みなんですか?
私は、共感されるよりも論理的で媚びないスタイルが好きなので、これまでは皮肉屋の性格を試していました。
次は「プロフェッショナル」を使ってみるつもりです。
へぇ!ちなみにボクは「個性的」を試しますよ!
ボクには、ありきたりなAIでは物足りませんから!
最高のAIは、あなた自身が見つける
ここまで、GPT-5.1の進化と使いこなすためのコツをお話ししました。
最も重要なのは、新しいモデルが出た瞬間に、これまでのやり方に固執せず、自分自身で「最適化」を始めることです。
自分で試して、自分だけの最高の使い方を見つけ出すというわけですね!
その通りです。
AIの進化による変化の激しい時代、主体的な姿勢こそが何よりの武器になります。
たしかに、このAI時代に昔のやり方に固執してたら置いていかれそう…。
ええ、ですからまずは、ChatGPT-5.1を使いこなすためのコツを実践してみてください。
複数のチャットで別々の思考モードを使って、「ChatGPT-5.1で変わったことは何?」と質問してみるのが良いでしょう。
分かりました!ChatGPTをボクだけの最強の相棒に育ててみせますよ!
そうですね。
では本日のデイリーニュースは以上です。
また明日お会いしましょう。