今回は、本当に役立つChatGPT活用法をトップ10形式でご紹介します。
私がChatGPTの機能を全て実際に試した上で、これは本当に役立つと実感しているものだけを厳選しました。

おお!楽しみです!
マジさんはきっと、毎日ChatGPTを使いこなしていることかと思いますが、実際どうでしょうか?
もちろんです、マスター!ChatGPTのプロフェッショナルと呼ばれてもおかしくないです!
頼もしいですね。
とはいえ、マジさんもChatGPTの全ての機能を使いこなしているわけではないでしょう。
ChatGPTは気づいたら新しい機能が追加されてたり、新しいバージョンが出てたりして…さすがの僕も全ては追いきれませんよ…
ご安心ください。
今回お伝えするChatGPT活用法TOP10を知るだけで、最新のChatGPTを今よりさらに使いこなせるようになります。
周りの人からもより一層頼られる存在になるはずです。
なんと!そんないい活用法があるなら、今すぐ全部教えてください!
10位 必ず最初に日付を確認してもらう
早速10位から紹介しましょう。
10位は、ChatGPTに必ず最初に日付を確認させる活用法です。

ChatGPTの全ての回答で、まず最初に今日の日付を確認させるのです。
ChatGPTは日付ぐらい自分で確認できるのでは?
おっしゃる通りです。
『今日の天気は?』などと聞いたら答えてくれますよね。

しかし、実はChatGPTが日付を確認してくれるかどうかは気まぐれなのです。
そんな!冗談でしょう!?
いえ。実際、マジさんもChatGPTの回答が古い情報だなと思ったことはありませんか?
そういえば前に、大谷翔平が出ているドジャースの試合結果を聞いたら、数日前の結果が出てきました。


『今日の試合結果を教えてよ』って言ったら正しい結果を教えてくれましたが。
それがまさに気まぐれの結果。
日付確認の必要性が曖昧な質問では、日付を把握しないまま回答してしまうことがあります。
ほう、それで古い情報を教えてきたのですね。
ええ。だからこそ、この活用法が効いてきます。

どんな質問でも、必ず今日の日付を確認するので、古い情報が回答されることがなくなり、聞き直すという一手間が減ります。
たしかに、聞き直しがなくなるのは地味に嬉しいですね。
はい。役立つ場面は少ないですが、気付かぬうちに恩恵を受けられるのですよ。
それで、設定はどうすれば良いのでしょう?
簡単です。
ChatGPTを開いて、左上のメニューをクリックしてください。

左下に名前があるのでそこをクリック。パーソナライズという項目に進んでください。


いけました。ここあんまりいじったことなかったかも。
上から3つ目にカスタム指示というのがあるので、そこに『必ず最初に日付を確認してください』と入力すれば完了です。

できました!これだけでChatGPTに何か聞けば、必ず今日の日付を確認してくれるように?
ええ、実際に試してみてください。
そうですね、そしたら『呪術廻戦の映画ってもう公開されてる?』送信っと。

どれどれ…おっ、ちゃんと日付を確認してくれましたね。

ご覧の通り、会話の最初に日付がつくので、後から会話の履歴を見返す時にもいつの話か分かって便利ですよ。
ただし、毎回日付から回答が始まるのが少々煩わしく感じる場面がある点は注意してください。
9位 リアルタイム画面共有で問題を解決する
第9位は、リアルタイム画面共有です。

スマホの画面をそのままChatGPTに見せ、話しかけるように質問ができます。
それってスクショをChatGPTに送って質問するのとは違うのですか?
画面の内容について質問する点では同じです。

しかし、画面共有なら、スクリーンショットを撮ってChatGPTに送る手間自体がなくなります。
たしかに毎回スクショを撮って送るのは面倒でした。
実際に見てみたほうが良いでしょう。
今回は例として、iPhoneのストレージが不足気味になっている場合の対処法をChatGPTに聞いてみるとしましょう。

どうすればいいかわからなくて困りますよね。
では早速、ChatGPTを開きます。
まずは、右下にあるこちらのボタンを押します。次に3つの点があるボタン押して『画面を共有する』を押します。


ブロードキャストを開始できたら準備は完了です。

それでは実際に使ってみてください。
まずは『iPhoneのストレージってどこで見れる?』と質問してみましょう。
えーっと、iPhoneのストレージってどこで見れる?




あ、この画面ね。
どうやったらこのストレージにもっと空きを作れる?

今教えてくれた操作をしたいんだけど、どうやってやればいい?


すごい!分からないことをすぐ聞けるのは助かりますね!
このように便利な画面共有機能ですが、注意点が3つあります。
まず、この画面共有機能は、月額約3000円(20ドル)のPlusプラン以上でしか使えません。

次に、あくまでChatGPTは画面を見るだけで、代わりに画面内を操作することはできません。

そして3つ目、スクロール中のような動いている画面の読み取りは得意ではありません。
止まっている画面を見せた方が良いということですか?
その通り。画面にもう映っていない内容を質問しても、誤答しやすくなります。
分からないことを聞いているのに、嘘を教えられたら元も子もないですね。
ええ。
チャットにスクショを送る手間がないので、有料プランを使っている方は、ぜひ一度この『リアルタイム画面共有』でChatGPTに質問してみてください。
8位 会話をしながら料理をする
8位は、ChatGPTの『高度音声モード』を使い、会話しながら料理をする活用法です。

マスター、あいにくですが、僕は全集中クッキングが信条で、おしゃべりしている余裕などありません。
ちなみに得意料理はCook Doです!
むしろ、その集中を途切れさせずに済みます。
料理中は手が汚れていたり、火を使っていて手が離せなかったりと、スマホを触れない場面が多いですよね。
たしかに、スマホを触って汚したくない瞬間はあります。
そんなときに、右下のボタンを押して高度音声モードを起動し、『レシピに白ワインって書いてあるけど、料理酒しかない!代用できる?』とか、『冷蔵庫から出したばかりの鶏もも肉400gって、オーブンで何分焼けばいい?』など、とっさに浮かんだ疑問を話しかけるだけで解消できるのです。


なるほど。いちいち手を洗ってスマホで調べなくていいのは便利かも。
ええ。
他にも『パスタ200gを茹でたいけどお湯と塩はどれくらい?』と聞けば『お湯2リットルに塩20gがベストですよ』といった、料理人のような的確なアドバイスももらえます。
塩分量とか、調べるのが面倒でいつも適当でやっちゃってました!
声で聞くだけなら楽でいいですね。
はい。応答が速く音質も自然なので、まるで料理教室の先生と話している感覚で使えるのが良いですね。

ただし、周りの音にも反応してしまう点には注意してください。
家族の会話とかにも反応してしまうのですか?
人の声だけでなく、キッチンの換気扇の音やテレビの音なども誤認識の原因になることがあります。
うわ、テレビの中にいる人に反応されたら困りますね。
そうですね。そのため、一人でいる静かな環境での利用が望ましいです。
イヤホンをつけるのも声の認識精度が上がるのでおすすめです。
うっかりフライパンに落としてAirPods炒めにならないようにしないと…。
あと注意すべきことは、ChatGPTが提案するレシピは細かい分量の凡ミスが多いことです。
分量が間違っているのはかなり困りますね。
ChatGPTの回答は、架空のレシピの内容になってしまうことがあるので、参考程度に留めるのが良いでしょう。
おすすめなのは、既存のレシピをChatGPTに読み込ませておく方法。分量ミスをしづらくなります。

7位 イベントの予約をリマインドしてもらう
7位は、映画やライブ、人気レストランなど、イベントの予約をChatGPTにリマインドしてもらう活用法です。

リマインドアプリなら、元からスマホに入っていませんか?
リマインドアプリとの違いは、情報収集からリマインド設定までを、ChatGPT上で完結できる点にあります。
いまいちピンとこないですね。
マジさんは、予約を忘れてしまった経験はありませんか?
もちろんあります。
いつぞや忘年会の幹事を任されてお店のピックアップまでしたのですが、予約はすっかり忘れてしまって…。
リマインドは設定していましたか?
あとで予約しよう!と思って結局忘れていた気がします。
大事な予定なのにリマインドをしていなかったのは、リマインドアプリに登録するという一手間のせいでしょう。
たしかにそうです!わざわざリマインド登録するぐらいなら、覚えていればいいと思ったので。
その点、ChatGPTであれば、調べ物のあとに続けて『これ明日の10時にリマインドして』と伝えるだけ。

え、本当にそれだけでできるのですか?
ええ。では実際にやってみましょう。
まずはChatGPTを開いて情報収集をします。今回は忘年会の幹事と仮定して飲食店を検索してみます。

調べたいことを聞くと、いつものように調べた結果が返ってきますね。
どのお店もいいですね。うーん、焼き鳥がいいかな。

いいですね。
お店が見つかったら『このお店の予約をしたいので、明日リマインドしてください』と伝えます。

するとこのようにChatGPTにリマインドが登録されます。

え、これでもう終わったのですか?早すぎる…!
リマインドは、このような形で通知を送ってくれます。

ラクでいいですね!アプリを開いていないときの通知は来ないのですか?
プッシュ通知のことですね。

この設定画面にあるように、プッシュ通知もメールでの通知も機能としては用意されていますが、まだ動作が不安定で通知が来ないことが多いのです。

え、ChatGPTの機能にもそんな不具合があるんですね。
ええ。公式もこの機能はまだ試験的なものとして位置づけています。今後の改善に期待です。

ちなみにマスター、ChatGPTの情報ってたまに嘘の情報混じってますよね?
気づかずリマインド登録する日を間違ってしまいませんか?
おっしゃる通り。ChatGPTが示す情報は稀に誤っている可能性があります。
やっぱりそうなんですね。
特に映画のチケットやライブのチケットなど、間違いが心配なときには、公式のウェブサイトを見て再確認するのが賢明です。
チケットの予約開始日が間違っていたら最悪ですね。絶対確認します!
ちなみに、もし既にGoogle検索などで調べてあって、リマインドだけをお願いしたい場合は、検索結果のスクリーンショットをChatGPTに送るのもおすすめです。

スクショを添付して『これをリマインドして』と伝えるだけで完了します。
え!明日からやります!
ただ、今回ご紹介したスケジュール機能と呼ばれる機能は、無料プランで使うことはできないのでご注意ください。
6位 AI版辞書登録を使う
6位は、ChatGPTでAI版辞書登録をする活用法です。

通常の辞書登録では、住所や電話番号などよく使う言葉を短いキーワードで呼び出しますよね。

これと何が違うのですか?
AI版辞書登録では、ChatGPTに対しての指示を呼び出して、繰り返し指示する手間を省けます。

具体的にはどういうことですか?
Web検索の結果が正しいかチェックをする場面を想定してみましょう。
マジさん、一度検索内容が正しいかチェックしてもらえますか?

検索した情報をChatGPTに貼り付けて、チェックをしてもらうためのプロンプトを入力して…っと。

それが一般的なやり方ですね。
ただ、この場合にもAI版辞書登録を使えば、例えば『ファクトチェック』と入力するだけで、指定したプロンプトを実行できます。

あらかじめ決めた文言で、プロンプトを呼び出せるということですね!
はい。設定は簡単です。ChatGPTの『カスタム指示』を使います。

左上のメニューから左下の自分の名前をクリックして、パーソナライズのカスタム指示を開いてください。

そこに、呼び出すための合言葉として『ファクトチェックと入力されたら』と書き、続けてAIへの指示として『以下ファクトチェックプロンプトを実行してください』と入力します。

その下に、実際のプロンプト全文を貼り付けてください。
貼り付けるプロンプトには、ぜひ私の作成した『ソース付きファクトチェック』を使ってください。
ソース付きファクトチェック
ファクトチェックを厳密に行い、結果を分かりやすく報告させるプロンプト
このプロンプトは、絵文字を使って分かりやすくファクトチェック結果を報告してくれるよう設計しています。
あくまでAIの判断なので間違うこともありますが、ソースのURLだけでなく確認箇所も明記させているので、精度は高いです。
では、このプロンプトを貼り付けます。
これで、『ファクトチェック』と入力するだけで、あの長いプロンプトが実行されるってことですね!
ええ、実際に試してみてください。
では、さっき検索した情報で試してみます。
『ファクトチェック』と打って送信っと。

おぉー!すごい!本当に『ファクトチェック』と打っただけで、あの長いプロンプトが正確に実行されていく!

一度設定すれば、複雑なプロンプトも一瞬で呼び出せます。
ただ注意点もあります。それは、誤作動を防ぐため、『ファクトチェック』のような普段あまり使わない単語で登録することです。
誤作動ってどういうことですか?
例えば『チェック』という言葉でファクトチェックの指示を登録したとします。

その後、自分で作成したメールの文章をAIにチェックさせるときに『この文章の誤字をチェックしてください』とお願いしたつもりが、意図せず文章全体のファクトチェックが始まってしまうといった具合です。


ああ、確かに困りますね!勝手にプロンプトが発動してしまうわけですね。
はい。ただ、最初は誤動作を恐れず、この便利なAI版辞書登録を使ってみてください。
5位 会社や身近な人の情報をまとめておく
5位は、『ChatGPTのプロジェクト機能』で、会社や身近な人の情報をまとめておく活用法です。

ChatGPTのプロジェクト機能で、『身近な人の情報』や『仕事の資料』を読み込ませ、特定のトピックに詳しいChatGPTを育てます。


育てるってペットみたいで愛着が持てそうです。それで何ができるのです?
例えば、マジさんが友人たちとランチのお店を探す場面を想定しましょう
タイムリーですね。最近も高校時代の友人たちと集まりましたが、仲が良いからこそ、いつも同じ店ばかりになっちゃってます。
そんなとき、友人たちの好みと『今までにに行ったお店のリスト』をプロジェクトに登録しておくのです。

『みんなが好きそうで、まだ行ったことのないお店を教えて』と言うだけで、新しいお店を提案してくれますよ。


すごい!脱マンネリ!でもそれって、先ほどのカスタム指示でもできるのでは?
良い点に気づきましたね。たしかにカスタム指示でもできます。
ただ、カスタム指示の情報は、すべてのChatGPTの指示に適用されてしまうのです。


たしかに、自分の行きたいお店を調べたいときに、友人の好みは邪魔になりますね。
ええ。その点、プロジェクト機能なら、登録した情報は、そのプロジェクト内のチャットでのみ適用されます。

使いたい時だけ登録した情報を使えるんですね!
その通りです。
他にも、家族の構成や趣味などの情報を登録しておけば『今週末、家族が喜ぶお出かけプランを提案して』のように、予定の相談相手になってくれるでしょう。

そうなんですね!なんだか仕事でも役立ちそう!
その通りです。
まず、ChatGPTの画面上にあるこのボタンを押して、新規プロジェクトを作成します。

そして右上の3点ボタンから、プロジェクトの目的や前提条件などを『指示』として登録しておくだけです。


簡単です!僕なら1日で100プロジェクト作れそう!
必要な分だけにしてくださいね。
参考資料として、この『ファイルを追加』ボタンからファイルを登録することもできますよ。

例えば、新しい企画書を作るプロジェクトなら、過去の企画書や市場調査のPDF、メールでのやり取りをまとめたテキストファイルなどを、この『ファイルを追加』ボタンから登録しておきます。

すると、ChatGPTはその資料をすべて踏まえた上で、企画のアイデア出しや壁打ちを手伝ってくれます。

ファイルも登録できるんですね!
ええ。一度登録すれば、そのプロジェクト内ではいつでもその資料を参照してくれます。
さらに便利な使い方として、プロジェクト機能を複数人で共有するという使い方もあります。
共有すると何か良いことが?
たとえば、仕事のチームメンバーで共有しておくと便利です。
共通して使う仕事の資料をプロジェクトにおいておけば、メンバー全員がその資料をChatGPTに伝える必要がなくなります。

それなら新しくチームに入ってきた人への情報共有が一瞬で終わりそうですね!
ただし、仕事の状況が変わった際に、古い情報のままだと間違った情報を提供し続けてしまいます。

そのため、登録する情報は常に最新にしておいてください。
4位 ChatGPTを自分専属の秘書にする
第4位は、ChatGPTのコネクター連携機能を活用して、ChatGPTを自分専属の秘書にする活用法です。

マジさんは専属秘書、欲しいですか?
ボクの忙しさからすると、欲しいというより必要というのが正しいですね。少なくとも3人秘書が必要です。
3人は難しいかもしれませんが、この方法ならChatGPTが秘書として24時間365日働いてくれます。
例えば、溜まったメールを瞬時に要約したり、『今日の予定は?』と聞くだけで教えてくれたりします。

それだけ聞くと本当に秘書みたいですね!やり方を教えてください。
もちろんです。
まず、ChatGPTの設定から『アプリとコネクター』に進んでください。

あとは連携したいメールやカレンダーのアプリを選んで『接続する』ボタンを押す。これだけです。

それだけ?
はい。まずはメールとカレンダーを連携するのがおすすめです。

これでChatGPTが接続したアプリの情報を読み取ってくれます。
接続方法はわかりましたが、実際どうやって使うのです?
例えば、取引先との会議の予定を確認する場面で見てみましょう。大事な会議の前って、準備が慌ただしくないですか?
バタバタします!まずカレンダーで会議の時間と場所を確認して、次に複数のメールを遡って過去のやり取りを見返して…。

ええ、よくわかります。ですが、その行ったり来たりがたった一言で終わります。
ChatGPTに『今日の会議の予定と、会議に関連するメールをまとめて』と頼むだけで全て解決。

1つの指示で、両方が確認できちゃうのですね!
これなら会議の直前に『あれ、この情報はどこだっけ!?』って焦ることもなくなりますね。
その通りです。
ただ、完璧な秘書とまでは言えない点もあります。
メールを送ったり、予定を追加したりといった『書き込み』は現時点ではできません。
あくまで情報の『読み取り』のみができる点は注意してください。
3位 自分の悩みを赤裸々に相談する
3位は、ChatGPTの音声対話モードを使って、人には話しにくい悩みを対話形式で相談する活用法です。

マジさん、誰かに相談したいけど本音を言うのが怖くて、結局一人で抱え込んでしまった、なんて経験はありませんか?
ギクッ…!あります。ありまくりです!
この前なんて後輩が先に昇進した時、『おめでとう、君ならできると思っていたよ』とは言ったものの、心の底では悔しくて、本音を匿名のXで吐き出していました。

それは辛いですね。
マジさんのように、キャリアの悩みや複雑な人間関係まで、人に言いづらいことほどChatGPTは心強い味方になるのです。
ChatGPTがですか?うーん、感情のないAIに自分のモヤモヤを話してもあまり意味がないような気がしますが…
いえ、逆に感情がないからこそ良いのです。
感情がないから良い…?どういうことでしょう?
相手がAIならどう思われるかや、相手を傷つけないかといった心配は一切不要です。
普段なら勇気がいるような本音も、気軽に打ち明けられます。
なるほど。でも、いざ自分の悩みを言葉にするとなると、何から話せばいいか、うまくまとめられる自信がありません。
そこが、まさに音声対話モードの真骨頂です。
頭の中で考えがまとまっていなくても、ただ思いつくままに話すだけでいいのです。
特に、音声対話を始める前に、チャットでプロンプトを送っておくと、より対話の質が高まります。
え、マスターの使うプロンプト教えて欲しいです!
ええ、もちろんです。私がよく使うのは、この『お悩み解消プロンプト』。
お悩み解消プロンプト
音声対話で本質的な悩みを引き出しアクションプランを設定するプロンプト
このプロンプトでは、相談した内容を元に、自分でも気づいていない本質的な悩みをAIに浮き彫りにしてもらい、その内容を踏まえたアクションプランも期限付きで、一緒に設定してくれるよう設計しました。

それは助かります!
では、早速このプロンプトを使って、音声対話をやってみましょう。
まずは、チャットでこのプロンプトを送ります。すると、このように対話のゴールと具体的に何をしてくれるのかを教えてくれるので、出力が終わったら、こちらのボタンから音声対話モードに切り替えてください。では、どうぞ。



分かりました!も、もしもしー?

会社の後輩が自分より先に昇進してしまい、少し焦りを感じています。


やっぱり先輩として、自分も昇進したかったなって思います。


す、すごかったです…!朝一番に、今日のタスクと優先順位を明確に決めるっていうアクションプランまで決めてくれました。
良いアクションプランですね。
簡単なアクションだとしても、悩みに対して1つアクションプランを設定すれば、自然とモヤモヤも薄れることでしょう。
なるほど。話しているだけでは結局、現実は何も変わらないから。アクションプランを決めることが大事なんですね!
まさしくその通りです。
AIに相談する価値は、自分の考えを整理し、現実で戦うための『準備』を整えること。一人で悩み続けるよりも、ずっと建設的でしょう。
たしかに一人で考え込むと、いつも同じところをぐるぐると思考がループしてしまいます。
誰かに話したいけど、こんな時間に迷惑だよな…と躊躇することも多いですし。
AIは深夜や早朝でも、気兼ねなく頼れるのも人間にはない利点ですね。
早速今夜、ウマの合わない上司との付き合い方を相談してみます!
あ…もちろんマスターのことじゃないですよ!
2位 毎日自分にとって最適な情報を届けてもらう
第2位は、ChatGPTに、自分にとって最適な情報を届けてもらう活用法です。

マジさんは、毎日どのように情報収集していますか?
毎朝ショート動画を見ています。やはり短い方が効率がいいので。
気軽に見れていいですよね。一方で、気がついたら時間が溶けてしまうこともあるでしょう。
そうですね。たまにですが、どうでもいい動画を2時間くらい見てしまうことはあります。
その原因がなぜだかご自身で把握されていますか?
うーん、なんだか止められなくて。気がつくと目を引く動画が流れてきちゃうんですよね。
そんなマジさんにおすすめなのが、毎日自分専用のデイリーニュースレターを自動でChatGPTに送ってもらう活用法です。
やり方は簡単。ChatGPTに、自分の興味・関心をあらかじめ伝えて『毎日〜時にお知らせして』と伝えるだけです。

え、たったそれだけで自分専用のニュースレターが届くんですか?
はい。おすすめは自分のいる業界に関するニュースの要約、自分の趣味に関する面白い雑学などを届けてもらうことです。

雑学、ちょっといいかも!ちょっとした雑談で注目の的になれますね。
他にも、料理をする方は、旬の食材を使ったおすすめの献立などもいいですね。

ボクは新しいガジェットが好きなので、話題のガジェットについて届けてもらおうかな。
いいですね。AIからデイリーニュースを受け取る最大の利点は、そのままチャットでAIと対話を始められることです。

え、じゃあ気になったことをその場でどんどん深掘りができるってこと?
おっしゃる通り。例えば新型iPhoneのニュースが届いた時、iPhoneの新機能やスペックについて気になったら、その場で質問できます。


それは便利かも。自分で公式サイトまで行って調べるのは面倒ですもんね。
でも、届けてくれるニュースの情報が間違っていることはないのでしょうか?ChatGPTってよく間違えるじゃないですか?
鋭いご指摘ですね。数年前に比べると間違いはかなり減ってきていますが、鵜呑みにするのは危険です。
念の為の確認を忘れないようにしましょう。
この活用法のさらなる応用として、ChatGPTのコネクター連携機能と合わせる方法があります。

覚えていますよ!外部のアプリと連携できるものですね?
GoogleカレンダーやGmailやタスク管理ツールを連携することで、今日の仕事で必要な情報に関しても、毎朝提案してもらうことができます。

具体的にはどんな使い方がいいんです?
たとえば、『今日の予定や来てるメールを確認して、さらに良い仕事ができるように3つアドバイスをください』と伝えておくと良いでしょう。

それだけで、よしなに情報をくれるってことですよね?
ええ。『今日の商談で必要な準備リストを教えてもらう』なんてことができます。

めちゃくちゃいいですね!それ!ボクはアポイントがあったことを1日の終わりに気づいて、謝罪することの方がおおいので助かります。
1位 ウィジェットから瞬時に開く
栄えある1位を紹介しましょう。
1位は、スマホにChatGPTのウィジェットを置いて、瞬時にAIに分からないことの質問や悩みごとの相談ができる活用法です。

スマホのウィジェットってあれですよね。ただのアイコンの進化系みたいなやつ。

その通りです。マジさんは使っていますか?
いえ、正直邪道だと思って使ってませんでしたけど、そんなに便利なんですか?
今すぐ設定することを強くおすすめします。
便利な機能の例を挙げるなら、LINEのウィジェットを使って、ワンタップで連絡したい人のトーク画面に移動する、なんてことができます。

地味に便利!よく連絡を取る人を設定しておくとよさそう。
他にも、Spotifyのような音楽アプリなら、ワンタップで曲の再生ができます。メールアプリのウィジェットなら、アプリを開かずに一覧を見れますよ。

え、めちゃくちゃ生産性上がるじゃないですか!マスター白状してください。便利すぎてボクに隠してましたよね?
ChatGPTのウィジェットは特におすすめです。設定方法はご存知でしょうか?
え、ええっと。今だけわからなくなってしまいました。
iPhoneの場合は、画面を長押しして『ウィジェットを追加』を選び、ChatGPTを選択するだけです。

えっとこれは…。
簡単に言うと、ChatGPTへの質問が簡単にできます。
最大サイズのウィジェットであれば、カメラ撮影ボタン、すでに撮影した写真から選ぶボタン、音声対話モードボタン、音声入力開始ボタンの4つがあります。

うーん、でもアプリを開くワンタップがなくなるだけですよね?
マジさんがそうおっしゃる気持ちはわかりますが、このアプリを開くワンタップがなくなるのが、圧倒的に便利なのです。
ところでマジさんはGoogle検索を使いますか?
いえ、正直使わなくなりました。ほとんどAIに聞いちゃうので。
私も同じです。今は多くの人が、Google検索よりAIを使うようになり始めています。

つまり、あらゆる情報収集の起点がChatGPTのようなAIに変わってきているのです。
もはやAIはボクだけの武器ではなくなってきているのですね…
だからこそ、ウィジェットを設置するかどうかで差がつくのです。
ど、どういうことです!?
たとえば、仕事で紙の資料を見ていて、わからないことがあった時を想定してみましょう。
もしウィジェットを設置していたら、ウィジェットの写真ボタンから撮影して、『わかりやすく教えて』と伝えたら不明点を解決できますが、設置していなかったらどうでしょうか?

ChatGPTアプリを開いて、+ボタンを押して、写真を開いて…ちょっと面倒になっちゃいそう。

小さなことですが、毎日の情報収集と行動に与える影響は絶大ですよ。
わかりました。ちなみにマスターがウィジェット活用で誰にも教えてない秘伝のコツとかありませんか?
貪欲な学ぶ姿勢、素晴らしいです。大きく2つあります。
まず1つ目は、音声入力でアイデアメモ帳として使うことです。私は、歩いている時に浮かんだアイデアを、ウィジェットをタップしてすぐに音声で入力して、まとめてもらうことが多いです。

それは便利ですね!
歩きながら入力したアイデアを元に、後から深掘りして調べられるのです。
何か思いついたら、ChatGPTに全ての情報を投げちゃうってことですね。
その通りです。もう1つは私の個人的な趣味なのですが、美術館で作品について質問することです。
え、ボクは静かに作品と向き合うのが好みなのですが、それにパシャパシャ撮るのはマナー違反では?
はい。もちろん写真撮影可能な場所で、周りに迷惑がかからないときだけにしてますよ。
それで、どのようにやるのです?
まず、ChatGPTに『これから展示作品の写真を送るので、作品の背景や見どころを詳しく解説してください。知識がない人でもわかるように解説してください』と伝えます。

その上で、あとは作品を写真で撮って送るだけで大丈夫ってこと?

その通りです。作品と静かに向き合う時間も素晴らしいですけど、背景情報があると、さらに鑑賞が面白くなりますよ。
気軽にできそうだし、やったことがないので今度やってみます!まずは美術館を探すところから始めないと。
ええ。私の体感だと美術鑑賞が3倍楽しくなります。ぜひ一度試してみてください。
まとめ
さて、TOP10を振り返ってみましょう。
10位から順に、『必ず最初に日付を確認してもらう』、『リアルタイム画面共有をする』、『会話をしながら料理をする』、『イベントの予約をリマインドしてもらう』、『AI版辞書登録を使う』。
10位から順に、『会社や身近な人の情報をまとめておく』、『自分専属の秘書にする』、『自分の悩みを赤裸々に相談する』、『毎日自分にとって最適な情報を届けてもらう』。
そして1位は『ウィジェットから瞬時に開く』でした。
事前準備で便利にする活用法から、日常に溶け込ませる意外な使い方まで色々ありましたね。
マスター、ボクは今までChatGPTを使いこなしていると思っていました。でも、今日のマスターの話を聞いて、全然使いこなせてなかったと気づいたんです。正直に言うと、恥ずかしいです。
マジさん、恥ずかしがるようなことではありませんよ。
でも、同時にすごくワクワクもしてるんです!ウィジェットで歩いている時でも瞬時にChatGPTを使えるし、音声対話モードで悩みを相談したら一人で抱え込まなくて済む。
今日教えてもらったことを全部実践して、これからはボクも本当にChatGPTを使いこなしてみせます!
素晴らしいですね。その姿勢こそまさに、AIを使いこなす第一歩。心から応援していますよ。
今回お伝えした活用法TOP10が、皆さんのChatGPT活用の一助となれば幸いです。また次回、お会いしましょう。